狼が来たぞ?

私には苦手な音がある。

それは、素人目線で言うところ「上のド」である。
バイオリンで言えば、A-2のド。


私はA線の2の指、ドの音で必ずと言っていいほど音がかすれる。
かすれるというよりは、音が詰まっているというか、弓がバイオリンから弾かれるような感じがする・・・とでも言おうか。とにかく、ドを弾くと自分でも納得がいかない音がするのである。

ドの付近だけ明らかに他の音と振動特性が違う気がするのだ。


右手の調子が極端に悪い日でもなければ、他の音では弦は「ブーン」と円を描く様に振動しているのが目で見えるのであるが、ドだけは、そもそもまず真っ当に振動しない。「ギコギコギコ」という感じでおかしな振動をして、全く響かない。

私は、ずっとそれを指の押さえ方やボウイングがおかしいのだと思って色々と試行錯誤をしているのだが、一向に治らない。


A線でラシドレミと続くスラーがある場合、ドだけが残念な音になる。自分なりにとは言え、スラー中に他の音がちゃんと鳴っているのに、ピンポイントでドだけがならない。スラー中にそこだけ指とボウイングがおかしくて音が崩れているとでも言うのだろうか。

不思議なことに、1stポジションの同じ手の形で、他の弦(G-2のシ♭、D-2のファ、E-2のソ)ではそうならないのだ。さらに、最近になってA-2のドだけでなく、実はD線のハイポジでドを鳴らしても同じことが起こるということに気付いた。


つまり、明らかに"ド"でしか発生しない現象である。


自分で「ぁ!音外した」と思った時には比較的起こりにくい。
ドであればあるほど音が割れるのである。


唯一見つけた自己流の解決法は、駒から離して弾くと発生しにくいということである。

だが、基本的に現段階では駒から離して弾くことは禁じられているため、割れる音で嫌な思いをしながらドを弾いている。だから、極力ドを使いたくないという心理が働く。なので、二長調やイ長調の曲は嬉しい。


   


さて、先日先生から「ウルフトーン」という耳慣れない言葉を聞いて以来、ウルフトーンが気になってネットを色々調べまわっていた。

どうやら、ウルフトーンとやらは、鳴らしている音が楽器の持つ固有振動周期とピッタリ合ってしまった場合に、反響音との打ち消しで残念な音になる現象を言うらしい。


そして、とあるバイオリンの先生が運営しておられるサイトでウルフトーンに関する記事で次のようなものを見つけた。


鳴りの良い楽器で、きちんと鳴るように弾くとほぼ100%特定の音で出ると言っても過言ではない。


さらにこう記述されていた


ウルフが出たら少し駒から弓を離してやれば、ウルフ音は出なくなる事が多い。その対処で良いかと思うし、わたし自身もそのように先生からご指導を頂いた。



弦やポジションに関係なく、特定の音"ド"で発生するおかしな音響特性。
発生率は駒の近くであればほぼ100%。
そして駒から離れると軽減されるという事。


もしや、これはウルフトーンとういやつなのだろうか。


さらにこちらの楽器店のウルフトーンキラーの紹介での記述。


― ウルフトーンとは?
表板と、裏板が共振する事によって音の打消しが起こってしまい、一時的に音が出ない状態です。一般的にチェロでは3番弦6ポジションのF#、バイオリンはC、バスではランダムに発生します。ウルフトーンが発生する楽器は一般的に音量が大きい、優れた楽器であることが多いですが、あまりにウルフトーンが強い場合は、軽減しないと演奏が難しい場合があります。そのための”ウルフキラー”です。


注目すべきは『バイオリンはC』である。


― おいおい・・・完全にCで起こってるよ・・・



状況証拠で言うと完全に『クロ』。


Mogaよ・・・お前もしかしてウルフ持ちなのかね?



気休めにというわけではないが、先のバイオリンの先生によるサイトではこうある。


ウルフが出るという事は、きちんと楽器を鳴らせていることと言えるので、むしろ喜ぶべき事と言っても良いのではないかと思う。



― まぁ・・・そういう事にしておこうか



と言いたいところなのだが、私は前のレンタルの楽器でもそれが起こっていた。
だから、やはり自分の腕の問題という気もする。


しかし、CampArirumaで人のバイオリンを弾かせてもらったときにはならなかった。今でもrauloopさんのバイオリン等、人のバイオリンだとあまりそうならない。
何故か自分の楽器だと起こりやすいのである。

楽器を購入するときにちゃんとド付近の響きを確認したのかどうか、今となっては覚えていないが、少なくとも購入直後から起こっていた気がする。


レンタルの楽器とMogaがたまたま同じ音付近でウルフになるということも考えにくいが、レンタルの楽器よりもMogaの方が「なったとき」の程度がひどい。


もしウルフトーンだったとして、「鳴らせられている証拠」とか「楽器が鳴る証拠」と言われていたり、逆に「ひどすぎると演奏できない」とか書いてあったりする。

はたして、喜んだらいいのか悲しんだらいいのか・・・

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ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

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