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Lesson16(序)-同伴レッスン-

日曜日(11/14)は16回目のレッスンだった。


この日は昼から合唱のアンサンブル練習、夜はバイオリンレッスンというハードスケジュール。音楽漬けの一日である。

午前中も合唱団の運営会議があり、指揮者という立場上、出席せざるを得ないため、普段の様にバイオリンの練習時間を取ることが難しい。だが、レッスン前にバイオリンを触っていないというのはあまり嬉しくない。

仕方が無いので、合間の時間を利用する。
わずかばかりの慣らし練習をしたいがために、合唱の練習を終えた後、一旦家に帰ってバイオリンを練習してからレッスンに向かうというスケジューリング。

なんというバイオリンへの真摯な態度であることか。


しかし、結局なんだかんだで1時間ほどしか練習できなかった。その上、レッスンに向かうためにバイオリンをしまう際、弦を拭いていると突然G線が破断した。レッスン効率を上げる為に慣らし弾きをしているのに、慣らし弾きのおかげで弦張替え分の時間をレッスンから奪うという皮肉。


なかなかに素敵な幸先である。



そして、何故か嫁もレッスンについて行くという話になる。

さらに、偶然、嫁の実家から2人ではとても食べきれない量の押し寿司が届いていたので、「せっかくだから・・・」ということでお裾分けを持っていくことになる。

魔法瓶にお茶を用意している嫁。

もはやこれから何をしに行くのか判らない。



弦切れバイオリンとお寿司と嫁。

真っ当なレッスンになる可能性の方が少ないな・・・と思いながらレッスンに向かった。


   


開始10分前にレッスンルームにつくと、ちょうど前の生徒さんのレッスンが終わったところだった。
前の生徒さんは、かなりの美人。

本人が意識してのことかどうかは分からないが、今風に言うと「萌え系」とでも言おうか。


― うはー。先生の生徒さん、やっぱり美人ていうか可愛い子多いよなぁ・・・。


そして、ウチの嫁の存在に気付く先生。
驚くどころか、喜んでいるように見えるのは気のせいか・・・。


先生がその子にウチの嫁を紹介する。


先生 「この子が言ってた『萌え』な子で、こっちが旦那。ね?メイド服とか着せたいでしょ?」

生徒さん「着せたーい」


― どんな説明してたんだよ?!・・・ていうかなんで同意してんだよ!・・・むしろあなたの方に着せたいですよ。


ツッコミどころがありすぎだ。

どうやら、事前に嫁の話題が上がっていたらしい。
きっと先生の中では嫁とこの生徒さん共に、方向性は違うが『萌え系の子』引き出しにでも入っているのだろう。
そして、『次のコマの生徒さんとその嫁さん』という紹介で無いところがミソである。旦那はオマケ。


そのまま盛り上がりはじめる先生と女子ふたり。


― ハッ!いかん! このままではこのペースに飲まれてしまう。流れを変えなくては!


私 「ぁ、せんせいG線切れました」


先生は「またか・・・」という顔をし、G線を在庫から渡してくれる。


先生 「レッスンまで後5分。それまでに頑張って張り替えてくださいよー」


― 鬼だ


弦交換二回目にして5分というシビアなタイム設定。
切れた弦を引きぬき、急いで弦張替えにとりかかる。

初めて弦交換をしたのは10月31日、つい2週間前である。
さすがにまだ、交換の手順をちゃんと覚えている。値段の高いG線が切れたのは痛手だが、2週間の間に2回も先生の指導付きで弦交換の機会が持てたことはラッキーだったと思おう。


― 前と同じように替えれば大丈夫なはず。


しかし、すぐにあることに気付く。
前に替えた弦はA線。今回はG線。ペグの付いている位置が左右反対である。
そして、よくみると、巻きのパターンが左右で違う。

前回、A線は一巻き目が"チョロ"の左側をを通るように巻いたが、G線は一巻き目が反対側、"チョロ"の右側を通るように巻かなくてはならないようだ。


そして、必死で弦を交換している私をよそに、『萌え系』トークが続く。
やれ、髪型はどうだの、メイド服がどうだの・・・・。


私 「先生、こんな感じで合ってます?」

先生 「せっかく、萌え二人と会話を楽しんでるのに、おっさんの声で割り込んでこんといて!


― ちょ・・・ひでぇ(笑)


そう言いつつも、一応ちゃんとチェックはしてくれた。
とりあえず、巻き方はOK。


先生 「いやぁ・・・萌えがあるって良いですねー」


― もう何言ってるかわかんないよ・・・先生。


盛り上がる3人を無視し、苦労して弦を張り終える。

弦を貼り終えたちょうどその頃、前の生徒さんは去っていった。
先生と嫁がまだ何か話をして盛り上がっているが、容赦なく調弦を開始する。


♪~


調弦が始まって会話が聞こえなくなったのであろう。先生が嫁に近寄っていく。
すると、嫁が一言。


嫁 「ちょっと うるさい!!


俺のレッスンだよ!


先生爆笑。


嫁のマイペースな突っ込みを華麗にスルーして調弦を終え、ようやくレッスン開始まで漕ぎ着けた。


前途多難なレッスンの幕開けである。
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comment

Secret

No title

ぷぃぷぃ虫さんの奥さまは萌えなんですね(*´∀`*)
メイド服着せちゃいたいくらい萌えなんですね(*´∀`*)

ブログからの情報をまとめると、とても気が利いて、
短時間で宴会の準備をこなせちゃうくらいお料理が上手で、
ぷぃぷぃ虫さんを振り回しちゃうようなマイペースで、
でもリコーダーで目がキラキラしちゃう少女のような、
憎めなくて可愛らしい萌え系奥さまなんですね!!!

私の理想で素敵です!!結婚しているぷぃぷぃ虫さんが羨ましいです(*´д`*)

No title

ぷぃぷぃ虫さんの奥様は、萌え系のかわいらしい方なんですね(>▽<)きゃーきゃー素敵素敵ーーVVV

それにしても奥様だけでなく先生もユーモアのある方ですね♪
こんな先生ならば、毎回のレッスンが笑いが絶えなくて楽しいんでしょうね~♪
私も、ぷぃぷぃ虫さんの先生にヴァイオリンを習ってみたいです♪
…でも習う前に、萌え系な雰囲気にならないといけないのか!?(笑)
いつかぷぃぷぃ虫さんの先生にレッスンを受けるべく、ネコ耳買って~メイド服買って~「お帰りなさいませご主人様VV」と可愛らしく言えるように頑張ります♪(笑)

G線

相変わらず関西人のレッスンはこうでなくちゃ!なレッスンですね
あたしの先生もなぜか求めますね、笑い
「おもろーないんはいらん」

ところで・・残念ながら?G線とD線は切ったことありません
レッスン中に、テールピースが割れてびろ~ん、駒はどっか飛んでってるし~
ってなったことはあるけど(こっちのほうが希少価値ありかもw)
↑バイオリン買ったら、腕のよいバイオリンのお医者さんも見つけておいたほうがいいですよ

E線って細いからよく切れますよね・・・G線は困るな
値段が数倍、でも切れないから高くても納得してるのに

No title

やっぱり男の人に「萌え」は必要みたいですねえ(笑)
ぷいさんの奥様、きっと可愛らしいんでしょうね!
私は「萌え」とは程遠い、というか、ほとんど中年のオヤジ
に近いので、「萌え」な人がちょっとうらやましいです。(笑)
って40もとうに超えて、今更「萌え」もなにもないのですが。。。
そう思うと、可愛げのないこんなオヤジと結婚したうちの夫は
偉いのかも。。(爆)
ありがとう。夫。。。

Re: No title

ほっとけーきさん

こんばんわ~

嫁、美化されすぎ(笑)

Re: No title

咲楽紗来さん

こんばんわ~

ちょっと・・・頑張る方向おかしいですって(笑)
猫耳メイドが来た日には先生は大はしゃぎでしょうけど・・・。

先生、面白いですよ~。
大人でバイオリンを習うなら超オススメです(´∀`*)

先生の生徒さんには萌え系だけでなく、カッコイイ系とか美人系の女性もいっぱいいるので大丈夫です。
何が大丈夫なのか分かりませんが・・・。

Re: G線

チワワさん

こんばんわ。
やっぱり、こうでなくちゃね(笑)

私は、最初に切ったのがD線。G線は二回目です。Aも2回やってます。
ぶっちゃけ歴5ヶ月としては切りすぎなんじゃなかろうか・・・と。

そして、逆にE線は一度も切ったことがないという不思議。

できれば授業料は安いほうがええのになぁ・・・

高い弦から切る。それがぷぃぷぃ虫。


それにしても、やっぱり、武勇伝ではチワワさんに敵いません。
駒飛んでいくとか(笑)

Re: No title

りょうさん

こんばんわ~

人によるんじゃないですかねー。
美人系が好きな人とか・・・かっこいい系が好きとか。。。

まぁ、私は「萌え」派ですが(´∀`*)


ちなに、私の嫁、中身おっさんですよ(笑)
体の中にちっさいオッサンが棲んでると思います。
よく、可愛い女の子を見かけては目で追ってニヤついたりしてますからねぇ・・・嫁。

夫婦のことは夫婦にしかわからんもの。
旦那にしかわからん嫁の良さってモンがある様に思います。
男としては永くいっしょに暮らすなら「おっさん」とか「オヤジ」の方が落ち着くってもんです。

・・・なんてね(´∀`*)
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プロフィール

ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

バイオリン歴
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