スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Lesson17(後編)-未熟者-

続けてホーマン。

ホーマン162番 ~マルトレ強化練習~


HOHMANN_162_2.jpg


目下、テクニックとしてはマルトレ修行中の私。
マルトレ練習曲であるこの曲は、今回のメインディッシュと言って良いだろう。


この手のちょっと暗い雰囲気を持った曲が好きなこともあって、今回、この曲の練習を一番多くやっている。

しかしこの曲は難しい。
マルトレやスラーなどのテクニックを無視して、曲想なども一切無視して、ただ音符を並べて弾くだけでも今の私のレベルとしてはギリギリ一杯くらいなのである。そこにスラーと新技マルトレとを織り込んでいかなければならない。

ちゃんと出来ているかどうかは別として、マルトレとスラーを織り込んで弾いた場合に最後まで間違えずに辿りつける事を『成功』とするならば、直前の自主練習での成功率は10%程度。10回に一回くらいはなんとか最後まで行けるといったところである。


先生 「じゃあ、行きましょうか」


― 集中  。


♪~


奇跡的になんとか最後まで行き着く。
レッスンへの集中力のなせる技か。


先生 「マルトレが出来てないですね」


― えぇ。 自分でもそう思います。


先生 「何か、こう、小さく縮こまっちゃってるんで・・・」


先生 「こんな感じで、もっと弓幅使っていきましょう。」


お手本を見せながら、弓を大きく使っていくようにアドバイスを受ける。

しかし、前回のレッスンでは、マルトレについて「弓使い過ぎ!2cmくらいでやりなさい」との指摘を受けていた。それを受けて『小さく』動くようにしたのだが、今回は真逆の指摘。私の『小さい』の解釈とやり方がおかしかったのか、それとも、『まずは小さく練習して大きくしていくべし』という事なのかどちらなのだろうか。
きっと両方なんだろう。


先生 「今の5倍くらい弓使って下さい」


しかし、大きく動くと弓が跳ねて暴れ、どんどん制御不能になっていく。


先生 「ここはちゃんと弓置けますよね?」


"ここ"とは1小節目の2音目のこと、次のマルトレに向けて弓を止めてしっかりバイオリンに乗せる必要がある。
そして、まだマルトレが始まってないので、そこは置ける。


先生 「問題は、ここでちゃんと置けるかどうかですね」


"ここ"とは1小節目の4音目の事。そう、問題は「マルトレ後」の処理なのである。
弓圧を抜いてスタッカート感を出すところまでは行けるのだが、その後、弓を元通りに置けない。

誤解のないように一応断っておくが、マルトレとは『弓圧を抜きながら弾いた後、もう一度置く』ところまでが一連の動作である。したがって、「マルトレ後」と言うと語弊があるが、良い表現が見つからないので、ここでは『点の付いてる音を鳴らした後、次の普通の音を鳴らすまでの間の処理」の事を「マルトレ後」としている。


マルトレの弓幅とマルトレ後の処理に気をつけつつ、曲頭からスラーラッシュ(2段目の最後の小節)の前までを何度か弾いて見るがすぐには出来ない。


先生 「だいたいマルトレの練習の方向わかりましたね?」

私 「はい」

先生 「じゃあ、マルトレはまた練習してきてください」


これで、この曲が終わると思いきや、


先生 「あと、後半なんですけどね。」


先生 「ここは今、指を置き直してますけど、同時押さえで行きましょう」


指摘されているのは3段目の3小節目、ミ(D1)→ラ(G1)の箇所。
その前の小節にあるファ(D2)→シ(G2)では2の指を素早く置き直すよう指示があったので、同様に1の指を素早く置き直すことで対応していた。しかし、どうも間に合わず音が割れたりしていた。
中々上手くいかないと思っていたが、ここは同時押さえの方が良いらしい。


先生 「それから、最後のここ。二分音符ですよ」

私 「ぇ?」

先生 「四分になってますよ」


正直な話、最後の3音はオマケくらいの感覚でいる。
"Out of 眼中" というヤツだ。


マルトレで必死なんだ。
それくらい大目に見て・・・


先生 「最後くらいちゃんとしましょうね」


・・・くださりませんね。そうですね。


こうして、メインディッシュよろしく、大量にテーマを貰ってこの曲は終了。
『やっと入り口に立った』位の感触。
合格までの道のりは長そうである。


   


本日最後の課題はこちら。


ホーマン153番

HOHMANN_153.jpg


私がレッスンで一番楽しみにしている、先生との合わせである。
しかし、今日はもう時間がないため「とりあえず、1回だけでも弾いときますか」という空気。


ホーマン2巻に突入して3週間が経ち、すでに何曲かクリアしているのだが、この曲、実はホーマン2巻の2番目の曲だったりする。ホーマン2巻は152番からスタートしているのだが、この教本に突入して一番最初にもらった課題は180番。例によって先生は順番にやって行くつもりは無いらしい。

さて、一般に、この手の教本は前から後ろに向かってレベルが上がっていくのが常である。先に162番や180番など難しい(難しく見える)曲をやっていると、番号の若い曲がうっかり簡単に見えてくるから、人間とは恐ろしいものである。

実際、家で練習する際、初見でいきなり最後まで通せたのだから驚きである。この5ヶ月で確実にバイオリンが弾けるようになって行っていることは間違いないだろう。

もちろん、「音取り」が簡単なだけで演奏が簡単というわけでは決して無い。しかし、音がすぐに取れてしまうと「ここはこう弾いてみよう」とか「クレッシェンドを意識して」とか、そういうゆとりが生まれてくる。3段目のゆったりした辺りなどは、メロディーが気に入ったため、情感豊かに弾けるように練習してみているのである。


そういう意味で、先生と合わせてみるのを非常に楽しみにしていた。


さっそく、合わせてみる。


♪~


― おぉ!これはかなり楽しいぞ!


特にミスもなく、「こう弾きたい」と思ったところも自分なりにかなりやってみた。
なかなか、良いのではなかろうか。


― どうですかな? 先生。


しかし、先生を見ると「ふーん」という感じの顔。
面白くない』と顔に書いてある。


先生 「もう少し曲らしくしていきましょうか」


― かなりした・・・つもり・・・だったのですが?


先生 「最後もリタルダンドするなら、もっと緩めていかないと・・・」


先生 「この辺りのシャープとかねー 意識して・・・」


― すいません。 出直してきます。


簡単だと高を括って、油断してミスをした訳ではない。
逆に実力オーバーで弾くだけで精一杯。何の音楽要素も盛り込めなかったというわけでもない。


自分的には特にミスも無く、自分なりに今出せる全力くらいのことはやったし、弾いてて楽しかった。
しかし、全く通用せず。


ただ、未熟。


いくつか追加で宿題を貰ってこの日のレッスンは終了。


もっとキビキビ練習せねば・・・と強く思ったのであった。
スポンサーサイト

comment

Secret

No title

 以前私は、マルテレは肘で弾くようにすると止められる、と習いました。やってみてください。肘より先に近いところを意識してしまうと弓が止まらなくて複付点のようになってしまいます。テケテケン。先生の教えと違っていたら、私の書き込みは気にせず、先生の教えに従ってください。参考になればと。通りすがりでした^^

Re: No title

je suis la さん

こんにちわ。
コメントありがとうございます!

なるほど、肘を意識すれば良いのですね~。
どうしても、弓と弦の接点にばかり意識が行ってしまってて、肘どころか自分の体の中にすら無いくらいの勢いでした。弓が跳ねて跳ねて音符が増えてしまうなんてことも・・・(;´∀`)

この記事の時点(11月頃)ではまだ、肘周りの指摘はうけていなかったのですが、最近のレッスンではマルトレで肘と肩をしっかり落とす様に言われるので、同じことを言われてるのかも知れないと思いました。どうしても腕で弾いてしまうんですよね・・・私。

それにしても、ちょっと記事を読まれただけで、私の問題点が判るなんてすごいです。
これからもアドバイスいただけたら嬉しいです(´∀`*)
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

バイオリン歴
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
最新記事
アクセスカウンター
ブログランキング
ランキングに参加しています
ポチッ!と応援お願いします

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

リンク
バヨ友
バヨブロ友達
検索フォーム
QRコード
QR
レンタルサーバー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。