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Lesson18(前編)-無練習レッスン-

12月の出来事についても書いておかねばなるまい。

既にブログに掲載したことだが、主に父が倒れて入院した関係で、12月からつい最近までバイオリンに全く向き合えていない状態が続いていた。そんな中でも、1回だけは休んだものの、バイオリンのレッスンには何とか通い続けていた。

12月5日に予定していたレッスンをお休みして、その次。12月12日のレッスン模様を記しておきたいと思う。12月初旬から入院していた父が前日に無事退院し、なんとかレッスンに行ける状況になった頃のお話である。

例によって、レッスン前や道中の細かい話は忘れてしまっているので、レッスン本編から話を始めよう。

なお、このレッスンの直後、同じ日の夜に再び父の体調が悪化して再入院するという事態になり、レッスンメモが走り書きレベルという、いい加減なものなってしまっている。よって、レッスン中の時系列や、細かい会話の言葉などが狂ってしまっているかも知れないが、どうかご容赦願いたい。


   

2010年12月12日


この日は18回目のレッスンだった。
そして、初めて迎える「練習を全くやってきていないレッスン」である。


12月に入ってからこの日までの『合計で』3時間しか練習していないのだ。今までなら、休日の一日分にしか過ぎない練習量である。

その3時間も、毎日10分ずつとかではなく、今朝から必死でやった3時間。つまり、丸々二週間バイオリンに触っていなかったという状態なのである。それだけ練習をしていないと『バイオリンを弾く』という行為を体が忘れてしまう。とても先生に見せられる状態ではないのである。

チューニングからして「音の前にボウイングが安定してませんよ」と指摘される有様である。

こういうときはさっさと告白しておくに限る。


私 「この二週間、バイオリン触ってません」


先生 「まぁ、しゃーないでしょ。そんなことも有りますよ」


私 「今朝から3時間だけ練習して来ました」


先生 「まぁまぁ、3時間あったらいけるでしょ」


さて、今回から、レッスンの最初はフリマリー音階教本をやる事に決まっている。前回のレッスンから本格的にこの教本に入ることになり、どっさりと5パターンもスケール&アルペジオ練習曲をもらっている。そして、先生からは、


「レッスンの最初に、毎回この中からその日の気分でチェックするから」


という宣告を受けているのである。
どれをチェックされるか分からないということは「全部やっておけ」という事に他ならない。


しかし、まんべんなく練習するゆとりなど無かった私は、


私「すいません。左のページ(マイナー調)は一切やってません」


あっさりと、5つのうちの2つを捨てた。
長調でゆっくりとなら弾けない事も無い。

先生は特に怒ることも無く、私の状況に理解を示してくれた。


先生 「そうですか。で、こっちのどれやったらいけますか?」


ありがとう先生。
左のページはやってないと言ったけど、
実は、ニ長調しか練習していないんだ


私 「ニ長調でお願いします。」


Dメジャースケール&アルペジオ

HRIMALY_004_Ddur.jpg

「弾ける気がしねー」と思っていた16連スラー。そして、先生からも「分割していいですよ」と言われている。
ところが、単音レガート、4連スラー、8連スラーと段階を踏んで練習していく内に、11月の末頃には、ニ長調だけは16連スラーが出来るようになっていた。5ヶ月ほどで人間の身体はこんな動きに対応できるのかと、感動したものである。

しかし、それから2週間。このブランクである。
今朝やってみたときは全くもって出来なくなっていた。
急遽、二つに分割して8連スラーでなら何とか弾くことができたので、今回のレッスンは8連スラーでしのぐことにする。


♪~


しかし、弾いてみると、音程も安定しないし、ボウイングも安定しない。
グダグダも良いところである。


先生 「好きなところで弓かえしてますよね?」


そうなのだ。
8連スラーのつもりが、12連になったり、6連になったりぐちゃぐちゃなのである。


私 「もともとは16連一弓でいけてたので、つい、それで行こうとしてしまうんですが、今は弓が遅くて足らんように・・・」


苦笑する先生。


とりあえず、何回か弾かせてもらう。
何度か弾いているとスラーは8連でいけるようになってきた。
しかし、音程や音色は一向に改善しない。酷いときには隣の弦を触ってしまう始末。指ももつれる。


先生 「んー。ぷぃさん」


私 「はい」


― さすがにひどすぎて怒られるかねぇ・・・


先生 「本当に2週間前の自分より下手になってると思いますか?」


私 「ぇ?」


下手になっているどこの騒ぎではないと思う。
練習が途絶える直前、ニ長調のスケールは弾くのが楽しくて仕方が無いというような状態だった。しかし、今は見る影もない。弾けない自分が辛い。


先生 「練習してないから下手になってる・・・という先入観にとらわれて、必要以上に自分を下手にしてしまってませんか?本当に2週間前、今よりはるかに上手かったです?」


私 「!!」


なるほど・・・それは有るかもしれない。


私 「言われてみれば、そうかもしれません」


先生 「あれだけ練習してた人ですから、ちょっと空いたくらいやったら大丈夫ですよ。朝から3時間も練習したなら戻ってるはずです。」


私が女子なら泣いていたかもしれない。

それくらい嬉しかった。
おっさんなので泣いたりしないが・・・。


2週間あいたことで、ゼロに戻ってしまったのではないかという不安。
それが一気に払われるのを感じた。

この2週間で心から離しかけていたバイオリン。
それを心に掴みなおす。

この後、1月初旬まで練習がまともに出来ない状況が続くのだが、それでもバイオリンを手放さず、また戻ってこれたのは、先生のこの言葉によるところも大きかったと思う。


先生 「年末で呑み会続いたら、2週間くらい練習できないことあるでしょー」


― 軽! そんな理由で練習してなくてOKなんかい!


さて、先生の言葉で大分取り戻したところから、ようやく先生の指摘が入り始める。


先生 「弓を最後まで使おうとしてるのは良いんですが・・・」


私 「はい」


先生 「こんな感じで最後にツジツマをあわせようと加速してるんですね。」


悪い見本、つまり、私の真似をしてどうなってしまっているかを見せてくれる。


先生 「まんべんなく使うように注意して、弾いてください」


さらに、


先生 「最初のレ→ラですけど・・・」


私 「ぁ、これ、4の指で始めるか、開放弦で始めるか・・・どっちがいいんですかね?」


先生 「曲で言えば4で始めるのが良いでしょね。でも、両方出来た方が良いんで、とりあえず開放弦で」


私 「はい」


先生 「で、次の1を押さえた状態で弾き始めてください」


トンネルというのだったか・・・図太い指をしている私は、コレが苦手である。
どうしても指が横の弦に触れてしまって、音が濁る。


先生 「じゃあ、そんな感じでやってきてください」


   


先生 「これもやっときましょう」


Dメジャースケール&アルペジオ

HRIMALY_002_dmoll.jpg


♪~


さすがは2週間のブランクの後である。
ぷるぷる病が凄まじい。


先生 「ぷるぷるが激しいですね」


私 「はい」


先生 「そういう時は、思い切って、脇を閉めてしまうんですよ」


そう言って手本を見せてくれる。


先生 「身体にひっついてたら震えようがないでしょ?」


言われるままにやってみる。
それから、普通に弾いてみるとぷるぷる病は治まった。


先生 「ね?」


その後、2回くらい音程に注意して弾く。


先生 「まぁまぁ、そろそろコレもいいでしょう」


宿題シールが剥がされる?


― ぇ? いいの? ホントにいいの?


なんだかわからないが、この曲はクリアになった。


続く。
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プロフィール

ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

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