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ジュリエット

暮れも押し迫った12月末のとある平日のこと。


今日は嫁が待ちに待った、ジュリエットがウチにやってくる日。


ジュリエットとは、嫁が先日購入したピアノのことである。
届くのは、午前中。しかも8時半~9時くらいには来るという。


しかし、そんな日に限って夫婦そろって寝坊をするというのが、我が家の常である。

ふと目が覚めて時計を見ると、会社に行くのに今すぐ飛び起きれば、まぁまだ間に合うという時間。


― こりゃ、今日は弁当無しだなぁ・・・


と、ピアノのことなど半分忘れている私は先ず思い、それからピアノのことを思い出して嫁を起こす。


私 「なぁ、ピアノの受入れ準備したん?」


嫁 「まだ」


― ぇ?もう8時やで?


嫁は今からあと30分ほどで、あの散らかった部屋をピアノを受け入れられるところまで持っていけるのだろうか。
そもそも、昨夜中に片付けておくという約束だったはずだ。

急いで一階に降り、部屋を眺めると昨日の状態のままである。


― まったく、ピアノを受け入れる体勢が出来てねぇ・・・


楽しみにしている者には楽しみにしている者の態度というものが有っても良さそうなものである。


私 「これ・・・いけるんか?」


嫁 「大丈夫やって、今からやるし」


私 「でも、たいがいこういう業者って、普通早めに来たりす・・・」


ピンポーン


― 言わんこっちゃ無い。


嫁 「ハーイ」


このままではピアノの置き場が無い。

嫁がインターフォンに対応してから、業者が入ってくるまでのわずかな隙の間に動く。人間、こういう状況での動きは自分でも驚くほどの素早さである。とりあえず、ピアノを通すための導線を確保し、ピアノ設置予定区域に散乱している物品を押入れに叩き込む。わずか2分で、最低限ピアノを受け入れ可能な状態を作った。

最後まで見届けたいところであるが、私はもう出勤しなければならない。

運び込まれてくるジュリエットを横目に見ながら駅まで走ったのであった。


   


仕事を終え、帰宅するとそこにはジュリエットの姿があった。


Piano_J001.jpg


楽器店で展示されている時にはカーバはかかっていなかったが、サービスで付けてくれたカバーはこのピアノにすごく合っている。このピアノ向けの専用カバーなのではないかと思うほどである。


Piano_J002.jpg


― うむ。なかなか良い。


Piano_J003.jpg


嫁 「もう、今日、結構弾いてみてんでー」


― 嬉しそうだな・・・お前。


そんなわけで、我が家にもピアノがやって来たのである。
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comment

Secret

No title

雰囲気がやわらかいピアノですね♪
アップライト買ったってことは、ヴァイオリンは…!?

Re: No title

咲楽葉音 さん

こんにちわ~

そうなんです。雰囲気柔らかいんです。
嫁は一発で気に入ってました。

バイオリンは・・・まだ・・・だったり
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プロフィール

ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

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