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Lesson20(後編)-バイオリニスト整体-

続いてはホーマン162番。マルトレ練習曲。


HOHMANN_162_2.jpg



チェックが始まる前に、確認の為にちょっとだけ小さい音で弾いてみる。


嫁 「ちゃんと弾きなさいよ!


― なんでお前が指摘してんねん・・・


私 「ちゃうねん、ちょっと確認してんねん」


先生 「弾くなら弾く!


息の合った見事なサラウンドツッコミである。


― 仲良いな・・・君たち。


とりあえず、音は確認できたのでちゃんと弾いてみる。


♪~


とても微妙である。
弾けてなくは無いが、マルトレの粒が立っていないという感じで、スラーもカスカスである。


私 「うーむ」


先生も渋い顔をしている。


嫁 「いつもはもっと上手いんですよー」


嫁にフォローされる情けなさ。
しかし、嫁の言うことも確かなのである。
普段は多少なりとも今よりはマシなのだ。

少し前までなら、先生の前では家で弾いているときと比べて実力が7割減になったりしていた。最近では慣れてそんなことはなくなったが、仮にその分を差し引いたとしてもやっぱり調子が悪いことは確かである。


私 「うーん・・・マルトレで腕が落ちないんですよね・・・」


先生 「上がったものは自然に落ちるハズなんですけどね」


私 「はぁ・・・」


先生 「それが落ちないということは。アレをやるときが来たようですね」


ソファーに座り、先生に背を向けるように促される。


そして、先生によるマッサージ開始。


先生 「これ、覚えて帰って時々やってあげてくださいね」


嫁 「はーい」


なるほど、これは嫁を連れてきて正解であった。
以前、やってもらったときに劇的に音が改善した先生のマッサージ。
それを嫁が習得すれば、好きなときに音改善マッサージが受けられる。


先生 「ここのとこに指を当てて、こう!」


ゴリゴリゴリゴリ。


嫁 「わぁー。めっちゃ指入っていってるー!」


自分では見えないが、背中に指がありえなく入っていっているらしい。
それが可笑しいらしく、嫁も大喜びである。

そして、5分くらい、背中から肩にかけて先生がマッサージをしてくれる。


先生 「はい! じゃあ弾く! 戻ってしまわん内に早く!」



♪~


私 「!!」


嫁 「すごい!!」


劇的に改善する音。
さっきまでとは別人といっても良いだろう。
腕が軽い。いかに先ほどまで肩まわり強張っていたのかが判る。


先生 「ね?」


先生ドヤ顔。
しかし、ここはドヤ顔をすべき場面だと思う。


嫁 「全然ちがーう」


先生 「ほぐせばこんなもんでしょ。ほんで、なで肩やったんですねぇ」


見れば、肩の位置が変わっている。
そう、私は本来、なで肩なのである。
それが、PCの使いすぎやら姿勢の悪さやら、なんやらかんやらで、肩が強張ってしまい常に上がった状態になっているのだ。

わずか5分のマッサージで、体型が戻るほどの効果。
先生はマッサージで開業しても良いレベルだと思う。バイオリニスト向けの整体とかやったら流行るんじゃないだろうか。


先生 「この状態を自分で如何にして作れるかですよ」


それは、嫁がマッサージを覚えれたかどうか次第である。


いくつかアドバイスを貰って、ホーマン162番はまたお持ち帰り。


   


ホーマン166番
HOHMANN_166.jpg

先生にチェックを受けるのは初めてであるこの曲。

とりあえず音はさらって来たものの、イマイチ曲への理解というか解釈が出来ておらず、音楽にまで踏み込めていない。


一回弾いてみる。


♪~


最後まで通ったが、先生はやっぱり「面白くない」顔。


先生 「レガートはないでしょ」


そう。
最初から最後までレガートで弾いている私。
どういう曲か理解せずに弾いているので、レガートというより"べたっ"と弾いてしまっている。


先生 「最初のとこはこうでしょ?」


先生が手本で弾いてくれる。
両パートを一人で。


そして、一気に音楽が広がる。
まるで宮廷の中のような雰囲気。


― うはー。俺いらんやん。


先生は最初の四分音符群をレガートではなく、デタシェで一音ずつ粒を立てる感じで弾いている。


― なるほど・・・そう行くのか。


先生 「そんな感じで、またやってきてください。」


こうして、この日のレッスンは終了。

イマイチ練習量が復帰できていない中でのレッスンだったが、練習が行き届いていないならいないで、ちゃんと充実させてくれる先生。「大人の事情」というヤツを理解してくれて、バランスを取ってくれるからこそ続けていける訳である。

はやくもとの練習量に戻さなくてはなるまい。


   


余談であるが、レッスンが終わると歯の痛さが嘘みたいに治まっていた。
どうも、何かに没頭したり集中したりすると痛みが消えるらしい。


そしてこの後、痛みが消えたことに気を良くして、うっかり嫁と呑みに行ってしまい、翌日盛大に後悔をする羽目となるのだが、それはまた別のお話。


了。
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プロフィール

ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

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