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Lesson22(後編ノ上)-バヨレレ-

ホーマン162番 『マルトレ』
HOHMANN_162_2.jpg

この曲に取り組みだしてから何ヶ月が経っているだろうか・・・。
ただでさえ弓が暴れる傾向にあるプルプル病患者にとって、マルトレが連続で大量に登場する様な曲は右手の制御が追いつかず、曲の後半に行くにつれて破綻していくのである。

しかし、この曲が嫌いと言うわけではない。むしろ、このような曲調は大好物である。
家での練習比率で言うと、この曲が確実に割合が多い。


先生 「じゃあ、これいきましょうか。」


私 「はい」


♪~


なんとなく、心の準備が不足したままで「適当に」始めてしまった私。

案の定、数小節行ったところで弓の制御を失ってくる。


― あぁー・・・全然マルトレになってないわー


他人事のようにそう思う。
そして、その自分の考えにとらわれてしまって、一段目の最後の小節で落下してしまった。


私 「うぉ・・・なんでこんなトコで止まるねん!」


口ではそういいながら、心の中では『やっぱりなー』と思っている。


先生 「まぁ、止まったから言いますけど、マルトレになってないですね」


― 私もそう思います


気を取り直して、もう一度。
今回は今度はちゃんと集中して弾く。


♪~


何とか最後までたどり着く。


先生 「やっぱり、マルトレがまだ横じゃなくて上に向いてますねぇ」


前回指摘されたのと同じ内容であるが、前回から今回にかけて自分的にはかなり変えてきたつもりである。


― まだ、ちがうんか・・・


出だしの部分だけ弾いてみる。


私 「これ、まだ違いますか?」


先生 「そこは良いんですよ。 この、真ん中あたりになってくると跳ねてきますね」


なるほど、そういうことか。
一段目の最後の小節以降、自分的には「忙しい」エリアになる。
頻繁に移弦が登場し、弾くだけで精一杯になってマルトレにまで意識が回っていないエリアなのである。

いや、正確に言うと「意識が回らないエリアだった」と云うところだろう。
苦手克服のため集中的に練習したため、空でも弾けるようになった。しかしその結果、「勝手に流れてしまうエリア」になってしまっているのである。

では、必要なのは集中力と言うことになる。


自分の中にある集中のスイッチを入れる。


♪~


問題のエリアに差し掛かる。

勝手に流れていこうとする左手と右手を意識で縛る。

跳ねないように。流れないように。

忙しいエリアで一音も手放すことなく、自分なりに制御することができた。



しかし、最後の最後で集中力を切ってしまい。一番最後の音を何故かソで弾く私。



先生 「なんで、最後・・・・」


私 「なんででしょうねー。」


もう、笑うしかない。


先生 「でも、目的は果たせた感じですね」


マルトレは今ので正解だったようだ。


   


ここで、終わらないのが坂本先生である。


先生 「もうちょっと、ここの曲の感じが変わるところを出して行きたいですね」


指摘されているのは1段目の最後の小説のところから。
ここからは、弾くのが難しいだけでなく、曲感が変わる。それまで上昇系で来たものが、ここから下降していくのである。そして、その間に「なにか」を感じろというわけだ。


先生 「もう一回行きましょうか」


見ると、先生がバヨレレを構えている。

念のため説明しておくと、バヨレレとはバイオリンをウクレレのようにもって弾くスタイルを云う。おそらくは私の造語であるが、以前に紹介したビオレレの親戚と思っていただければ良いだろう。


ポロロン~ ポロロン~


バヨレレ乗っかって入っていく。
楽しいが、先生のバヨレレが気になってしかたがない。

よく聞いてみると、ただポロロンポロロンとコードを鳴らしているだけではなく、ベース進行的なラインを弾いたりもしている。

そして、気にしすぎて落下・・・。


私 「気になって落ちてしましましたよ・・・」


先生は無言で出だしに戻って、ポロロンポロロン待っている。


私 「この辺の進行とか、いい感じでしたねー」


先生はポロロン、ポロロン待っている。


出だしからもう一度弾く。
しかし、「今度こそは・・・」という気負いから硬くなってしまい、二段目で落下。


私 「なんか、突然硬くなってしまいました」


先生 「一回硬くなってしまうとロックされますからね。それを解除する方法を見つけてください」


そう言い、またポロロンポロロン待つ先生。


― ええぃ!


先生に乗っかってガツガツ弾く。あまり聞かずに弾く。
まだ多少筋肉が硬いままだが、なんとか最後まで通すことが出来た。


先生 「まぁまぁ・・・これはこれで」


はがされる宿題シール。

ようやくホーマン162番をクリアした。


先生 「また、復習しといてくださいね」


もしや、そろそろ飽きてきたから次へ行くとかではないだろうかと一瞬思ってしまったが、途中「目的は果たした」と言われた事だし良しとしておこう。


続く。
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ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

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