スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Lesson23(中編)-練習の成果-

ホーマン176番 『AUTUMUN LEAVES』

HOHMANN_176.jpg


マイナー調の私好みの曲である。

タイトルに『AUTUMUN LEAVES』と書いたが、実は今使用している全音楽譜出版社のホーマンにはタイトルの記載が無い。ネット上に落ちている版権切れと思われるPDFの楽譜ではタイトルが付いているので記載してみたのである。それが原典なのか他国版かは判らないがそちらでは『AUTUMUN LEAVES』というらしい。ちなみにそちらのPDF楽譜では、同じ譜面でも番号が違ったりする(この曲の場合182番)し、ボウイングや指番号の指定が違ったり、アクセントなど位置が違ったり、テヌートとスタッカートが入れ替わってたりと微妙な違いがある。

いつもは課題曲を満遍なく練習をするようにしているが、今回に限ってはこの曲にかなり偏っている。
ただ弾けるようになっただけではなく、綺麗に音が出せる様に運指を考えたり、移弦スラーで音が綺麗につながるようにボウイングを工夫したりして、かなり踏み込んだ練習をしてきている。本当に久しぶりに自分が納得出来るラインをクリアした上でレッスンに望めるのである。

さすがに最近は厳しくなってきたので一発クリアは難しいだろうが、良いところまでは行けるのではないだろうか。


そう思いながら弾き始める。


♪~


私から1小節と1拍後から入ってくる先生。
しかし、ハモらない。

おそらくは最初のミの音からして低く入ってしまったのだと思うが、私の運指では5小節目のラまで開放弦を使わないため、自分一人で演奏している分には相対的におかしく聴こえない。先生が入ってきて初めて自分の音の狂いに気付いたのである。

なんとか修正しようと試みたが、気持ち悪くなって1段目の後半で落下した。


気をとりなおしてもう一回。
今度は最後まで通せた。


   


先生 「ここ、ちゃんとミに戻って来れてませんね」

HOHMANN_176_P1.jpg

指摘されているのはこの部分。
『ミ→レ#→ミ』で全て、『1→1→1』で処理する箇所である。


先生の指摘をまとめると大体次のようになる。

・そもそも最初のミからしてちょっと低い。
・それ抜きでも最後のミが戻って来れていない。
・レ#はそんなに低くない。もっと高め。
・指は離すな。スライドさせろ。
・手首でいこうとしない。指で"ぐいっ!"っと行け。

要するに、この部分は全然ダメなのである。

そこだけを何十回と繰り返し弾く。


先生 「この同時押さえの後の4。これがちゃんと取れてませんね?」


指摘されているのはこちら。

HOHMANN_176_P02.jpg

そもそもファ#とシの同時押さえからして不安定さを隠せないのだが、次のラ、4の指が安定して押さえられていない。こちらは自覚症状があるが、どうしたら良いかわからず、自己練習でも模索した場所である。


先生 「肘で稼いでください」


肘を少しだけ内側に入れると、スッと届いた。


先生 「さらにその後、せっかくファ取ってるんですから、離す必要ないでしょ?」

HOHMANN_176_P3.jpg

ファ#とシの二本同時押さえの状態を、次の『ラ→ソ→ファ#』のファ#まで維持しろという指示。
他にもいくつか運指のアドバイスを受ける。


さらに、指摘は続く。


先生 「装飾音が拍に来てしまってますね」

HOHMANN_176_P4.jpg

指摘は二段目、シに向かう装飾音レ#。
遅い・・・というより、拍の頭から装飾音が始まっているなら、それはもう装飾音とは呼べない。何度かやって見るが、中々「イイカンジ」にならない。焦ってしまっておかしな感じになったり、やっぱり遅くてのっぺりになったりしながら、こちらも何十回とこの部分だけを弾かされる。


   


運指や音程についての基礎的な指摘の後、指導は曲想へ向かう。


先生 「rit.が突然なんですよ」

HOHMANN_176_P5.jpgHOHMANN_176_P6.jpg

3段目最後、フェルマータに向かうrit.の処理。
このブログを読んでいただいている方の多くは、フェルマータやrit.が何のことか解っておられると思うが、一応、ものすごく適当に説明しておくと、フェルマータ(fermata)は「ええ感じに伸ばしなさいよ」で、rit.はリタルダンド(ritardando)の略で「テンポを段々ゆっくりにしなさいよ」である。

小学校か中学か忘れたが、とりあえず音楽の授業ではフェルマータは「倍伸ばす」と機械的に教えられたりもする。しかし、先生の前でこのフェルマータを4拍数えようものなら「何数えとるんじゃー!!」と怒られることは間違いない。

そのフェルマータに向かうrit.が甘く、いきなりフェルマータだけがドーンと長いという感じになっているらしい。

先生 「8分に分解して、8分いっこいっこがちゃんと遅くなって行ってないとダメです。」


そこだけを少し練習し、さらに指摘は続く。


先生 「フェルマータの後の入り。これも突然なんですよ」


フェルマータの後の四分休符にはフェルマータが無い。
なので私はこの4分休符からa tempoとみなし、テンション的にも出だしと同じ感じで出るようにしていた。

しかし、先生の手本では4分休符が長め、あるいは残響をフェルマータに含めていて実は4分休符はa tempoになっているのかも知れないが、どちらにしても音が消えてから次のミまでの間が長い。

そして、ミの立ち上がりが優しく出て広がるイメージである。


また、そこだけを少し練習して、まだまだ指摘は続く。


先生 「最後のこの忙しいところ、焦りすぎ」

HOHMANN_176_P7.jpg

おっしゃるとおりである。


先生 「rit.するならするで、さっきと同じようにしてくださいね。」


その後、初めから通してこの曲は終了。

そして、剥がされる宿題シール。


先生 「あとは、音程をどこまで正確にできるかですね」


とりあえず、ホーマン176番クリア。

久々の一発通過である。
やはり練習は自分を裏切らないということか。
スポンサーサイト

comment

Secret

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

バイオリン歴
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
最新記事
アクセスカウンター
ブログランキング
ランキングに参加しています
ポチッ!と応援お願いします

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

リンク
バヨ友
バヨブロ友達
検索フォーム
QRコード
QR
レンタルサーバー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。