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プロ?

今朝の出来事である。


ホームで電車待ちをしていると、どこからか『情熱大陸』のテーマが聴こえてきた。

口笛で



朝の出勤時間帯である。

電車待ちの人で大混雑しているホームに響き渡る『情熱大陸』on 口笛。

移動しながら吹いているのだろうか・・・音だだんだんコチラに近づいてくる。

普通だったら朝の出勤時にホームで口笛などが聴こえて来ようものなら、「朝っぱらからうるせぇよ!!」とイライラがつのるところである。しかし・・・


― うめぇ・・・上手すぎる。


そう。上手いのだ。
あまりに上手すぎて、耳障りでは無いのである。
いわゆる『口笛を吹いている』というレベルを越えている。
『演奏している』と表現して良いだろう。


ちょっと口笛を吹いてみてもらえれば解ると思うが、『情熱大陸』のテーマは気軽に口笛で吹くには難しすぎる曲である。まず、音が取れない。そして、音域が足りない。歯切れ良さ、伸びやかさの両方を実現できなければ「あの」情熱大陸の感じが出ない。


だが、『謎の口笛奏者』は違う。
音の正確さ。音域の広さ。音色の豊かさ・・・どれをとっても只者ではない。
「ちゃんと」情熱大陸になっている。

ネット上に口笛でチャルダッシュを吹いている動画などが転がっていたりして、「すげぇ」とか思っていたが、それらを軽く凌駕している。単に「情熱大陸が吹けます」というだけではなく、ちゃんと音楽になっているのである。
正直、リサイタルがあったら行きたいと思うレベルである。



だんだん、こちらに近寄ってくる謎の口笛奏者。
ようやく姿が見える所まで来た。どこにでもいそうな普通のオッサンの風貌である。

そして、私が並んでいる隣の列に並ぶオッサン口笛奏者。


もちろん、情熱大陸の演奏は続いている。


あれだけの演奏である。
さぞかし忙しく口が動いているだとうと思いきや、よく見ないと口笛を吹いていると気づかないほど普通の顔をしている。

まず口が尖っていない。
そして、いつブレスしているのかわからない。


― すげぇ・・・どうなってるんだ?口の中。


興味津々でオッサン口笛奏者を観察している私は裏腹に、周りの人達はさすがに近寄ってこられると皆嫌そうな顔をしている。そりゃそうだろう。「こっち来んといて!!」と思うのが普通である。


だが、私は、こう思っていた。


― 弟子入りしてぇ・・・


電車がホームに入ってきても続く演奏。
電車が発する騒音の中、口笛の音が聴こえている。電車に音負けしていない。


オッサン口笛奏者とは列違いなだけで車両は同じである。
このまま、電車に乗っても演奏は続くのだろうか。


そうなったら楽しいなぁ・・・と思っていたら、電車のドアをくぐったとたん電源が切れたように突然演奏は途絶えた。


― む・・・ちょっと残念。


車内で演奏が続いたら他の人はさぞかし嫌がるだろうが、私にとっては楽しい出勤になっただろうに。
次に遭遇したら声をかけてみようか。きっと後悔するだろうが・・・。


世の中すごい人はいくらでもいるんだな・・・と思った今朝の出勤模様なのであった。

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ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

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