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やりたい曲というもの(下) ~ 今! ~

最近になって私は考え方が変わってきた。


さっさと挑戦しよう


そう思うようになった。

それには大きく二つの事が影響している。


   


1つ目は、嫁の影響である。


去年の7月にあった発表会で、嫁は早々に自分がやりたい曲をやり、見事なパフォーマンスを見せた。
そもそも嫁は、練習曲であっても気に入らなければやらないという、私とは真逆のスタンスなのだが、発表会でもさっさと自分がやりたい栗コーダーカルテットの曲に決めてしまった。
笛を始めたと同時に栗コーダーカルテットの曲集を購入し、選曲前からピロピロ練習していた嫁は最初から最後まで楽しそうでしかなかった。

一方で私は挑戦的な曲に時間不足で挑み、睡眠時間を削って練習しながらも弾けない自分に自己嫌悪を募らせた挙句、本番で大ゴケした。私がエックレスで大ゴケした理由については既に綿密に分析済みであり、十分に反省したのでここで蒸し返すつもりは無いが、1つだけ言えることがある。


「あてがわれる曲」が手の内にあるとは限らない


相手と状況によるが、坂本先生は基本的にスパルタである。
練習曲ではなく「曲」をやる場合はいつも「ギリギリのところ」を挑戦させられる。

相手が女性であっても、厳しくして大丈夫だと思った人には徹底的にスパルタである。
少なくとも男は全員スパルタ対象であると私は思っている。


よって、「あてがわれる曲」だからといって、「今の」実力に見合っているとは限らない。
ぎりぎり弾けるかどうかのレベルのものを与えられ、発表会に向けて弾きこんでいく内に見合った実力が付いてくるというパターンだ。だから、どうあっても「挑戦的」な状況になる。

ならば、どうせ挑戦的になるなら、やりたい曲を選んだほうがモチベーションが保てる。


ちなみに、嫁は厳しくされた瞬間に「じゃあもう弾かへん。やめる。」と言い出すため、スパルタ対象ではない。

自由人である。


   


2つ目は、地震の影響。


私は関西に住んでいるので、此度の東北地震の直接的な影響はほとんど受けていない。
それでも、日々、地震関連の報道を見ていると色々と思うところが出てくる。


明日も命が、普通の生活が有ることを、当たり前と思うな


そう思うようになった。


手の届く範囲で少しずつ伸びて行けば、10年くらい経った頃には、かつて憧れだったはずの曲の大半が、結果的に既に手の内にあるという状況になるはずである。




前回、私はそう書いた。

確かにそれは正しい。
バイオリンの練習を続けていれば、「いつか」あこがれの曲も弾けるようになるだろう。


だが、その「いつか」は来ないかもしれない。


別に死ななくてもその「いつか」が来なくなる可能性はある。
趣味でやっているバイオリンは、ちょっとした事ですぐに続けられなくなるからだ。


例えば今、直下型地震が来て都市全体レベルで何もかも失った場合、その地域のレイトスターターの大半が少なくとも数年のスパンでバイオリンから遠ざかるだろう。
私も、絶対にバイオリンを続けるかと言われたらYESという自信はない。

また、私にはまだ子供がいないが、子供が産まれた後にも今と同じように続けていけるとは思っていない。
仕事から帰ってきたらバイオリンに直行で子供無視という酷い父親にでもならない限り、今と同じ程度で続けていくことは出来無い。


それが趣味というものの立ち位置なのだ。
仕事がバイオリンというなら話は別だが、大人の趣味としてのバイオリンは生活に勝ることは絶対に無い。

趣味とはいえ、正直なところバイオリンの練習は楽しみだけではない。
単調な音階練習やボウイングのトレーニングに耐えなければならないという辛い側面を持つ。
だから、何か事があると真っ先に削られる対象になる。


残業や休日出勤が続いただけで練習時間は激減する。

一昨年、父親が倒れた際は1ヶ月に渡ってほとんどバイオリンに触れなかった。

また、体調が芳しくない場合は仕事への影響を考慮して休息を優先する。


それでも、なんとかやめてしまわずに続けられていることが幸運なのだ。


挑戦できる今のうちにやっておけ


次の機会はないかもしれない。

「いつか」は来ないかもしれない。


   


私には一曲だけ「いつか」弾けたらと思うあこがれ曲がある。
バイオリンを初めて3ヶ月目くらいに見つけた曲で、あまり有名でない曲・・・というかむしろマイナーな曲だが、その1楽章を気に入ってしまった。


ヴィヴァルディの協奏曲第3番 ト短調(Op.7 Nr.3 RV.326)




たまたま購入したCDに入っていた曲で、楽譜を探すのに随分と苦労した。


これ、さっさとやってしまおう。


そして、ある日のレッスンで、意を決して先生に打診してみた。

バロックスキーな先生も知らない曲というマイナーっぷりだったが、


「良いんじゃないですか?」


と快い返事をいただいた。



だが、問題が一つ。
私がやりたいのは1楽章だけ。

しかし、この教室では長すぎて発表会の時間枠をとてつもなくオーバーする場合を除き、一連の作品である曲の単一の楽章だけというのは原則として認めてもらえない。
残念ながら1楽章は3分足らずで、3楽章まで全部やっても7分程度にしかならない。



私 「あの・・・出来れば1だけ・・・とか・・・」


先生 キッ!!


私 「ぁ・・・やっぱり・・・全部?」


先生 「1つだけとかあり得ない。


そんなわけで、おそらく4月か5月くらいの発表会でコンツェルトを丸々一本やることになりそうだ。


一楽章だけでも十分に実力を超えまくっているのだが・・・。




とりあえず、お題「さっさとチャレンジしよう」 クリア。

後二つ。
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comment

Secret

No title

良い協奏曲ですね!
私も弾いてみたいです♪

No title

よかったよかった。
上下ときて やりたい曲がバロッキーなカノンて言われたら
どうしようかと思いましたわ。

わたしなんて つぎからつぎから弾きたい曲が出てきて
もう3年待ちくらいになってますよ~。
でもどれもこれも 先生のテイストには合わない感じで
ちょと言い出しにくい・・・・・でも言っちゃう~~

いい曲ですね☆
わたくしは2楽章が好みです。
なにかお手伝いがあればお声掛けください~~

Re: No title

ぴぃさん
こんばんわ。

素敵でしょ~(^ ^)
この演奏くらいうまく弾けたらきっと楽しいんでしょうね~

Re: No title

雨さん

こんばんわ~(^-^)/

カノンはモダン歓迎ですよ~
ちょうどサードポジション強化期間中なのでうってつけです。

やりたい曲が次々と出てくるのは正直うらやましいです。
分けてください(笑)

二楽章も良いですよね~
一とニだけにならへんかな~

いつか、協奏曲をピア伴ではなくオケをバックにやりたいので、
その時にご協力を・・・って何十年先の話やら・・・
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ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

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