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間一髪

気がつけば弦にわりと限界が来ている。
前に替えたのは1月の半ばなので、そろそろ二ヶ月半。弦の状態から察するにそろそろどれかが切れてもおかしくはない。大体、最近明らかに音質が落ちている気がする。


そういうわけで弦を替えてみた。
ワーシャルブリリアントから、ストックしてあったビジョンチタニウムソロへ。


   


その昔、弦を替えるのは一大イベントだった。
昔は机の上をすべて片付けて、弦替えの為にスペースと時間をたっぷり用意して挑んだものだ。一弦替えるのに15分以上かけて脂汗をたっぷりかきながら、時々弦を切ったりしながら悪戦苦闘していた。


それが今では、散らかった机の上で、あろうことか練習の合間のちょっとした時間に「サクっと替えるか~」である。


人間成長するものだ。
いや、成長させられたというべきか。

大人から始めるバイオリンの教室の多くで、弦替えはおろか調弦すら先生がやってくれるなどという場合があるらしい。私はバイオリンを始めた当初それを羨ましく思っていたが、今となっては坂本先生のスパルタスタイルに感謝している。


うちの教室ではこうだ。


「自分でやれ。」

「弦を切って自分で覚えろ。」

「弦代は授業料だと思え。」


そんなわけでセルフサービス。
全弦一括替えだけでも既に10回近くはやっているし、切れて交換というシチュエーションも一杯経験している。弦を替えるという行為はもはや日常的な作業になっている。


なので、「休憩がてら」弦を替える。


   


まずはG線。
弦を外して、いつもは拭けない場所をクロスで丁寧に拭く。そして、ペグを外してコンポジションを塗る。新しい弦を張ってだいたいの音程まで巻きあげて完了。ここまで(たぶん)2分程度。

我ながら早い。自分の成長を感じる。
この調子で行けば、今回は最速ラップで弦替えが完了するだろう。


次はD線。
弦を外して、G線と同じ手順で弦を張りかえる。大体の音程まで・・・


― あれ? なんか音程合わせにくいな・・・


違和感を感じた。

隣の弦、G線と音質が違いすぎる。
音質が遠いので差音が聞き取りにくい。


― まだまだ巻けそうなのに、これでD? オクターブ間違ってる??


確かに音はDだ。
だが、何かおかしい。弦の張力が弱すぎる気がする。


― やっぱりちゃんと確認しよう。


チューナーで確認するが、やはりD。

最近では弦を巻き上げるときにチューナーを使っていない。昔は弦を切るのが怖くて、巻き上げの目安のためにチューナーで見ながら巻いていたが、最近では他の弦との和音で巻けるようになっている。


― ビジョン久しぶりやからなぁ・・・こんなもんなんかなー


釈然としなかったが、こんなものかと思って先に進む。

思えば、次に張ろうとしている弦が本当にA線であったのか、今張った弦がD線だったのか、この時点で確認をしておくべきだったのだ。


   


A線も同じ手順で張り替えて、巻きあげていく。


― おかしい。絶対おかしい。


感じていた違和感が確信に変わっていく。

A音まではまだまだ遠い。
まだD音を過ぎた所くらいである。

だが、


これ以上行ったら切れる。


明らかに張力が「いっぱい」である。
これ以上巻くと切れる気がする。


D線の張力の無さと、A線の張り過ぎ感。


― もしや・・・AとDを逆に張ってしまってるのか??


空き袋でそれを確認しようと試みたが、机の上には張り終わったGDA弦の空き袋が無造作に散乱している。せめて張った順に並んでいれば推察できるというものなのだが・・・。


― 何故ちゃんと重ねて置いておかないのか。


さて、困った。
状況から察するに確実にAとDを逆に張ってしまっていると思える。
だが、それを確認する術が欲しい。


ふと、ペグ側に目をやると、一つ一つ色が違うことに今さらながらに気づいた。


― なるほど、その為に色が違うのか・・・


だが、ペグ側の色など覚えていない。
もう1セットあればそれを参考にできるのだが、さすがに高価な弦をポンポン何セットも持っているものではない。

もっとも、ビジョンのG線だけなら後二本あるが・・・。


こうなれば、もうネット上の情報に頼るしか無い。

散々探し回った挙句、とあるブログで以下の情報を見つけた。

ヴィジョン・チタニウムのセットはテールピース側が緑で統一されていて、ペグ側がE線:赤、A線:青、D線:緑、G線:赤、となっています。




自分のバイオリンを確認する。

D線の位置に青。

A線の位置に緑。


やっぱり逆やんけ!


まさに間一髪。
もう少しでD線を切ってしまうところだった。

セットで購入した弦なのだが、一番上にG線が乗っていて一番下にE線があったので勝手に順番通り並んでいるものと思い込んでいたのだろう。「休憩がてら」という適当なテンションで弦を替えようとした罰があたったのだろうか。


   


弦を変えたことで音質と音量が格段に改善。
特に音量は3倍くらいになった気がする。


― 音デケェ・・・


左耳が痛い。
久々のモガのフルボリューム。


― やっぱりモガにはビジョンチタニウムやな


さて、前の記事であれだけ「練習時の音量が気になる」と長々と書いておきながら、わざわざ大音量弦に交換した私。

結局何も考えていないんだと気付いた。


教訓:弦を替える時は何線かをよく確認しろ
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comment

Secret

私もそろそろ弦を替えなければいけません。私のはドミナントが張られてますが、次はオブリガートが張ってみたいです。しかし高いですね、ドミナントの倍です。ギターで一度弦の間違いをしたことがありますが、ものすごい違和感をやはり覚えました。ギターはスチール弦なので型がついてしまって、確か巻き直せなかったように思います。助かるのは、バイオリンと違って、6本セットでも私のは650円ですが。バイオリンの弦替えは、一度G線を切ってしまい、経験しました。自分でやれた方がいいですね。今度は4本頑張ってみます。高いからもうちょっと我慢するかもですが(笑)。

Re: タイトルなし

いさおさん

こんばんわ。

オブリガード高いですよね~
いつか張ってみたい弦の一つです。

もし、いさおさんの楽器が新作なのであれば、最初の方は柔らかい系の音の弦よりもギラギラしたのでガンガン鳴らしてあげたほうが良いかもしれません。先生の受け売りですが(笑)

もうご存知かと思いますが、I love stringsなど、ネットで買うと普通に店頭で買うより半額位になったりしますのでおすすめです。

URLはこちら↓
http://i-love-strings.com/?mode=cate&cbid=509139&csid=0

まぁ、それでもギターの10倍以上しますが・・・。

ところで、大昔にギターをかじった記憶では6本650円の弦はギター用の中でも結構安い方だと思うのですが、バイオリンにもちゃんと安価なスチール弦が3000円以下でありますので、張替えの練習はそれでするのが良いかもしれませんよ(笑)


No title

私もいつかやってしまいそうな間違いです(笑)
気をつけなければ。

私は一度、弦を外した時に、指板磨きに夢中になってしまって、ペグを失くしかけたことがあります^^;
本気で焦りました。。

これまで、比較的おとなしめな弦でやってきたので、1度ヴィジョンチタニウムも買ってみようかなぁと思ったのですが、寿命が短いというので断念しました。
ヴァイオリンの弦って異様に高いので・・・・・・。
そんなわけで、最近は55%OFFでドミナントばかり買ってます;;

Re: No title

ぴぃさん

こんにちわ。
誰しもが一度はやっちゃいそうなミスですよね。
先生も「あるある」って言ってました。


そうなんですよね。
ビジョンタニウムは一見そんなに高くないように見えて、実は寿命が短いんですよね。毎日しっかり弾いてたら、1ヶ月持たない感じです。

私も経済的な事を考えるとドミナントにしたいのですが、先生にきっぱりと「ドミナントはモガに合いませんね」と言い切られちゃったので・・・・。
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プロフィール

ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

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