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真実は・・・

昨日は、本番を間近に控えた心境をさも悟りきったような体でで書いたが、実は焦りがないのかというとそういうわけではない。

「バイオリンでは」焦っていない、いや、バイオリンに焦っている暇がない・・・というのが正確なところである。


実は、今回の発表会、バイオリンだけではなくヴィオラでも立つのだ。
ソロではないがアンサンブルを2ステージ。


・バッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」、通称ドッペルのリピエーノ。

・スクエニのゲームミュージックメドレーアンサンブル。


   


まず曲数が凄まじい。
曲のカウント方法には賛否あるだろうが、私は楽章がある場合は各楽章を1個(一曲ではない)、メドレーの場合はそれぞれ切って1個ずつでカウントしている。

それでカウントするとドッペルは3個。スクエニは8個。合計11個


ヴィオラを始めたばかりで初ステージにもかかわらず11個。
バイオリンと合わせると14個

全曲を最初から最後まで弾くだけで30分程度かかるわけで、弾き込んで暗譜して弾けるようにしてしまうという力技はそもそも使えない。


   


そして曲のレベル。
ドッペルは1楽章と2楽章は、まぁ、何とかなっている。3楽章は後は数えられるようにすれば良い。

問題はスクエニの方ではっきり行って何段階もレベルが足りない。
坂本先生がきっぱりと「スクエニのヴィオラはぶっちゃけ難しい」と言っており、逆立ちしても弾けないようなところが、5ブロック位ある。同じ楽譜を移調してバイオリンで弾くとしても無理なレベルで、一度先生が他パートにヴィオラ譜を見せたところ全員絶句するという有様。

ちなみに編曲したのは坂本先生なのだが、なぜヴィオラ初心者であることを考慮して「頑張れば可能なレベル」に納めてくれないのかは不明である。

そんな状況にも関わらず、スクエニのヴィオラパートは一人
ヴィオラがメロディーを取るところは実質ソロである。


   


何よりもきついのが持ちかえによる混乱リスク。
ヴィオラだけでなく、バイオリンにまでダメージが及ぶという破壊力である。

ヴィオラはバイオリンの5度下で、基本的にアルト譜なのであるが、楽器として似ているだけに、短い時間の間で持ち替えを行うと混乱するのである。


・バイオリンで、ト音譜を、ト音譜として読んで、バイオリンとして弾く
・ヴィオラで、アルト譜を、アルト譜として読んで、ヴィオラとして弾く


これが正解なのであるが、組み合わせで以下の6パターンの間違いが発生する。


1. ヴィオラで、アルト譜を、ト音譜だと勘違いし、うっかりヴァイオリンとして弾く
→ とてもよく発生。完全にヴィオラをバイオリンとして弾いてしまう病

2. バイオリンで、ト音譜を、アルト譜だと勘違いし、うっかりヴィオラとして弾く
→ 時々発生。完全にバイオリンをヴィオラだと勘違いしてる病

3. ヴィオラで、アルト譜を、ト音譜で読み取り、ヴィオラとして弾く
→ 時々発生。楽譜の取り違え。ゆっくりしたパッセージで起こりやすい。

4. バイオリンで、ト音譜を、アルト譜で読んで、バイオリンとして弾く
→ 3.の逆バージョン。ヴィオラばかりを数時間弾いた直後に稀に発生。非常にレア。

5. バイオリンで、ト音記号を、ト音譜だと感じたが、何故かヴィオラとして弾く
→ 1.の亜種。一弦隣を弾いてしまう病。簡単なところで起こりやすい。

6. ヴィオラで、アルト譜を、アルト譜だと感じたが、何故かヴァイオリンとして弾く
→ 5.の逆バージョン。稀に発生。


   


私は単位時間あたりの音符量が増えてくると、読譜の際に音名変換を行わない・・・いや、行えない。その為、一度脳内でドレミ変換するのではなく、楽譜の位置情報をそのまま指に直接変換して演奏している。
この場合に発生するのが上記の1. 2. である。

このケースでは「音符→指」と直結なので、そもそも楽譜を見た時点でバイオリンとヴィオラのどちらの指に変換するかという単体ミスに起因する。
よって弾き込んでくると早いパッセージほど案外間違わないという性質を持つ。

例:
 ヴィオラで、アルト記号のドを、(ト音記号のシとして読み取って、)D線の1を押さえる
  = ヴァイオリンのA線だと思って弾いている

 ヴァイオリンで、ト音記号のレを、(アルト記号のミとして読み取って、)A線の1を押さえる
  = ヴィオラのD線だと思って弾いている


逆にゆっくりしたパッセージになると、脳のリソースにゆとりが生まれるため音名変換が自然に行われる。
その場合には「音符」→「音名」→「指」と変換されるのだが、「音符」→「音名」の時点で読み取りミス(3. 4. のパターン)、「音名→指」の際に楽器を間違えて変換するミス(5. 6.のパターン)の二段階のリスクがある。

 ヴィオラで、アルト記号のドを、ト音記号としてシと読み取って、A線でシを鳴らすのが前者。
  = 楽譜を読み間違えているだけで楽器はヴィオラと認識している
  
 ヴィオラで、アルト記号のミを、ミとして読み取ったのに、G線の1を押さえてしまうのが後者。
  = ヴァイオリンのD線と勘違いしている
  = 楽譜は正しく読んだが、楽器をヴァイオリンだと認識してしまった



ヴィオラは、少なくとも今のレベル程度であれば、技術的にはほとんどバイオリンと互換性があるので、バイオリンと持ちかえられるかどうかは結局、読譜能力に等しい。持ち替えに伴うこれら6パターンの混乱リスクにどう対処するかという辺りがキモなのである。

そういう意味ではヴィオラを真剣にやる気が無いのであれば、全部の運指を番号で書いてしまえばヴァイオリンが弾ければ弾けるし、荒業ではアルト5線譜の上に一本足してト音譜とみなしてヴァイオリンだとおもって弾けばちゃんと弾ける。


ただ、せっかくヴィオラを買ってしまったことだし、今回は正攻法で正面から取り組んでいるというわけなのだ。


   


そんな訳で、曲数とレベルの問題でヴィオラの方はかなり絶望的な状況にある。
そして、あまりのヴィオラの「無理ゲー」っぷりに、相対的にバイオリンの状況が可愛く見えてしまい、


― まぁ、バイオリンの方は何とかなるかな・・・


と思っているというのがかなり正確な心理状況だと思う。
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ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

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