スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

吾、如何にしてヴィオラを初めしか(2)

続く、続く・・・と言いながら続かない、完結しない話ばかりなのも流石にどうかと思うので、ヴィオラの話については連載を再開しよう。もう、だいぶうろ覚えではあるのだが、覚えている範囲で書いておこうと思う。




強引なやり取りにより、ヴィオラでアンサンブルに参加することが決まった発表会の打ち上げから2週間。
5月17日~5月22日にかけて、私は坂本先生とメールでやり取りをしていた。

話題は勿論、『ヴィオラをどうするか』である。


   


5月17日の早朝、坂本先生から生徒宛に一斉配信でメールが届いた。
その内容は、11月の発表会で予定しているアンサンブル企画に関する案内であった。

すでに他の記事で書いた通り、アンサンブル企画は2本。
「バッハのドッペル」と「スクエニのゲームメドレー」である。


どちらも興味がある。
参加すれば確実に腕があがるだろう。

しかし、私の場合、参加表明するにあたって「どの楽器で立つのか」が問題になった。

既に「アンサンブルはヴィオラで」という話になっているものの、本当にそれで良いのかどうか?
その話を呑むとして、2本ともヴィオラで参加するのか?
仮にヴィオラをはじめる場合、発表会までに弾けるようになるのか?
そして、バイオリンとの並行運用が現実問題として可能か?

・・・などなど、悩みは尽きない。

そこで私はじっくりと一日悩んだ後、翌日になってから先生にメールを返信した。
参加表明をしつつ先生にアドバイスを求めた内容で送ったのである。


From:ぷぃぷぃ > To: さかもち

バッハ、ゲーム共に参加を希望します。
いずれも通し参加します。

バッハはバイオリンで参加希望です。
ゲームはビオラ・・・と言いたい所ですが、
本当にそれで行くか激しく悩み中です。

(中略)

ビオラ用に練習時間とレッスンを増やす事がおそらく困難なので、
ある意味ビオラに転向するくらいの勢いがいるのかと思っています。
よって、どうするか真剣に悩み中です。

特に、

・バイオリンが一時下手になる
・さすがに高価なものなので購入に二の足を踏んでいる

の二点が今の懸念です。
おっさんから始めた歴2年のペーペーが両立できるものでしょうか。



このメールを送信してから3日後、坂本先生から返事が帰ってきた。
ちなみに、普段の坂本先生はメールのレスポンスが非常に早く、24時間以上メールが帰ってこないことは非常に稀である。結構、考えてからメールを送ってくれたのかなぁ・・・と勝手に思っている。

その全文がこちらである。


From:さかもち > To: ぷぃぷぃ

お返事遅くなりまして、ヴィオラの件のマジレスです。

「いつかはヴィオラを弾くことになるに違いない」と思っているなら、
現状くらいもうヴァイオリンが弾けるのであれば、(金銭的に問題なければ…)とっとと始めちゃうのが吉です。
なにぶんにもでかくて重くて指幅も広いので、若いうちに慣れた方が後々は楽ですよ。
(ずっとヴァイオリンを弾いているアマチュアの方で、ある程度歳をとってからヴィオラに転向する方がいらっしゃいますが、
持つだけでもしんどいし、指の幅を拡げるにも年齢的に訓練できないし、右手も…、となってしまうことが多いかと)
持ち替えをハードにやってると一時的にヴァイオリンが不安定になるのは今でも数年後でも同じことですし。

ただですね、一日の本番の中での持ち替えというのはなかなか練度を要することなので、
易しい方から並べると、
(易) ヴィヴァルディ、バッハ、ゲーマーすべてヴァイオリン
∧ ヴィヴァルディだけヴァイオリン、バッハとゲーマーはヴィオラ
(難) ヴィヴァルディとバッハはヴァイオリン、ゲーマーはヴィオラ
となると思います。

ヴィヴァルディは既に練習を始めて久しい曲なのでなんとでもなりますが、
新たにバッハのオケとゲーマーを練習する時に、異なる楽器で譜読みをするのはなかなかの脳トレになるかと思います。

ちなみに、もしヴィオラを始める場合の戦略はこんな感じです。
1. 迷っている間にヴィヴァルディをみっちり練習する。
2. 数週間ヴィオラしか弾かないキャンペーンをやって徹底的にヴィオラ慣れしてしまう。
3. 久しぶりにヴァイオリンを弾いてみて何がどう変わったか確認する。いかにヴァイオリンを弾くのが身体的に楽かを実感できるはずw
4. しばらく(数分~数週間と、期間の可能性の幅はあると思いますが)ヴァイオリンを、腕が「戻った」と思えるまで練習する。
5. 日替わりでヴィオラとヴァイオリンを別々に練習する。
6. いちいち違和感を感じなくなったら、一日のうちでの持ち替えを練習する。
7. きっとそのころには「なんとかなるやんけ」と思っているはずw

持ち替えするときのハードルは3つ。
1. アルト記号が読めない
 中、高、大学の部活でヴィオラを始めた人の多く、最初はアルト記号が読めなくて苦労しますが、
 そのうちヴィオラを弾いている時だけト音記号が読めなくなってしまって、ト音記号にドレミを振るという快挙にでますw
2. 音程がとれない
 意外となんとかなります。なんとかなるように教えてるつもりです。
3. ポジション移動や移弦(特に1弦飛ばし)のときに、左手が押さえる弦と右手が弾く弦とがずれてしまう
 私にとってはいまだに難関です。最近でも5弦エレキのおかげでもう、何が何やらw
です。


そんなわけで、バッハもゲーマーもヴィオラ、というのが一番のオススメです(´∀`*)

(注)ヴィヴァルディ=バイオリンのソロ曲「ヴィヴァルディの協奏曲第3番 ト短調(Op.7 Nr.3 RV.326)」
(注)このメールの全文掲載については坂本先生に許可をいただいております。


私はメールをもらって少し感動した。


― これならヴィオラを始めても大丈夫かもしれない。


半ば強引に、ノリのような流れでヴィオラに引きこもうとしておきながら、その実、両立戦略が綿しっかりと組み立てられている。よく考えてみればそもそもバイオリンも全くのゼロから、楽器の持ち方すら解らないところから、たったの2年ほどで恐れ多くもヴィヴァルディなんぞに挑戦しようと云うところまで弾けるようにしてもらっているのである。今更、個別の案件について局所的に大丈夫かどうか等と云い出すのはお門違いというもの。


後から考えれば、このメールに背中を押されたおかげでヴィオラ参入に踏み切ったと言っても過言ではない。


しかし、この時点では坂本先生に「かなり前向きに検討します」とだけ伝えて、明確な意志を示すことは無かった。触ったこともない楽器を二つ返事で「じゃあ始めます」と云う風には中々いかないのである。


ちなみにこの時に提示された戦略。
この戦略はヴィオラをスタートさせた後にこの通りに実行に移され、その有効性が後日しっかりと示されていくのであるが、それはまた追って話すことにしよう。


続k・・・こんどこそ続かせたい。
スポンサーサイト

comment

Secret

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

バイオリン歴
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
最新記事
アクセスカウンター
ブログランキング
ランキングに参加しています
ポチッ!と応援お願いします

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

リンク
バヨ友
バヨブロ友達
検索フォーム
QRコード
QR
レンタルサーバー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。