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吾、如何にしてヴィオラを初めしか(5)

2012年6月3日。

6月最初のレッスンにして、発表会後の最初のレッスンである。
発表会はGW中にあったので随分と間が開いてしまったことになるが、仕事で東北に行ったり長崎に旅行に行ったり用事でレッスンキャンセルがあったりとバタバタしていたため、レッスンを受けることがしばらく出来ずにいた。

つまり、この日までメールではやり取りしていたものの、実際に顔をあわせて先生にヴィオラの件について相談はしていなかったのである。

この時期、私はずっと思っていた。


― 結局、ヴィオラはどうすんねやろ・・・俺。


ヴィオラを始め「させられる」流れにはなったものの、実はまだシラフ状態でオフィシャルに、明示的に始めると宣言をしたわけでも、楽器を購入したわけでもない。やめておこうと思えばやめておける。

自分から「よっしゃやるぜー!ビオラ!」っていう程のモチベーションがあるわけでもない。
かと言って、「いや、やりたくないっす」となるほど消極的でもない。

興味はある。
でも同じくらい「できるのか」という不安感もある。


私はなんでもかんでもやってみたいと刹那的に思い易いタチなので、本当にヴィオラをやりたいのかどうかと言われると難しいところなのである。


― とりあえず、いっぺん聞いてみるかぁ・・・


そして、レッスンの終了間際ごろにおもむろにこちらから話題を振る。


私 「あのー・・・ヴィオラの話なんですが・・・」


先生 (ニコリ)


私 「!!」


先生 「どうしますか?」


― いっそ、強制してくれたら楽なのに


私 「いや、正直よくわからんのですよね、ちゃんと弾いたこともないし・・・」


先生 「ほんじゃ、ちょっと弾いてみますか」


先生のヴィオラを弾かせてもらう。

やっぱり違和感なく音が鳴らせるし、音程も取れる。


先生 「イキナリちゃんと鳴るっていうね・・・」


嫁 「すごいやん!もう弾けてるやん」


先生 「中々、こうは行かんのですけどねぇ・・・普通は」



後から考えればこれは、ヴィオラの世界に引きこむための罠だったに違いない。

よくバイオリンの体験レッスンでキラキラ星をすぐに弾けるようにさせて


「わぁ!才能ありますよ!普通は音も鳴らないんですよ~」


とおだてて入会させてしまうあれである。
私はこれを『キラキラ星商法』と読んでいる。


先生 「大体イケてるんで、あとは、右手がもうちょっとだけ乗って左手の半音の幅があとちょっと補正できたら、後は楽譜読めるかだけの問題ですね」


― そっか、やっぱり案外ちょろっとで行けるんやな。先生がそう言うんやし。


この時は気づいていなかった。いや、忘れていた。
弦楽器における「もうちょっとだけ○○なったら」の「ちょっとだけ」を実現するために、どれほどの練習時間を投入する必要があるのかを・・・。


冷静な普段のレッスンであれば、こう解釈できるはずなのだ

・右手が乗せられてません。ヴィオラはもっと乗せないと本来の音が出ません。
・左手の半音階が甘いです。
・楽譜が読めるようになりましょう。


要するに、出来てないよねという当たり前の話を言われているに過ぎない。
だが、この時は「褒められている」と思っていた。



嫁 「もう、さっさと買うたらええやん」


― お前、やっぱりアクセルしか踏まんのな・・・



嫁 「どうせ買うって。早いか遅いかだけの話やで」


先生 「来週の土曜日の夕方やったら時間空いてるんで、よかったら楽器屋一緒に行けますよ」


― それはもう始めると同義だよね?


先生と一緒に嫁を連れて楽器店まで行ってやっぱり買いませんは無い。

よって、これにYESならヴィオラを始めるにYESと同義。


しかし、生徒の楽器購入に、坂本先生が積極的について行ったりしたという話はこれまでに聞いたことがない。
これは、生徒としてはかなり大事にされているということだし、最大の「背中押し」だと言える。


― 男ならここで「よろしくおねがいします」だ!


購入資金が無いわけでもない。
練習時間は作るもの。


― 行くか!さぁ、「よろs・・・


私 「ぁ、ちょっと予定確認してからまた連絡させてもらいます」



このヘタレが!!


というわけで、もう少し続く。
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comment

Secret

キラキラ星商法・・・
『もうちょっと』『あとちょっと』 そして 『あとは・・・だけ』

そして深みにはまるわけやね。
恐ろしい話や。。。。。


大物買いなどで悩んでるときに
アクセル踏むしかないひとを連れて行く時点で もう。
わたくしも ヤマダ電機でプラズマくん
中央公会堂でtesoroくん(バヨ) と出逢ったとき
必ず姉が横におりました。。 (´_`。)

Re: 爆

雨さん

この世にある、大人向けの○○教室のほとんどは、このキラキラ星商法で客の半数以上を落としているんじゃなかろうかと思います。「わぁ、初めてでそこまで出来る人珍しいですよ~」には気をつけろってことです。

ま、そこへ行くと坂本先生は体験レッスンでキラキラ星なんぞ弾かせることもなく、「最初の三ヶ月は辛いだけやから覚悟がないならやめておけ」見たいな事を言ってたので、良心的だったと言えないこともないですね。


そのお姉様から「次回コントラバスを見に行く時は同行する」という恐ろしい一言をFaceBookで頂戴しました。
嫁と雨さん姉妹に囲まれてコンバスを見に行くとか、カモがネギ背負って鍋とコンロまで持参してまな板の上でもう寝たはる位のヤバさがありますね。
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ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

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