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吾、如何にしてヴィオラを初めしか(7)

先生による試奏がはじまった。


先生 「こういう時はまず、最初に全部調弦して条件を同じにして行きます」


7つほどあるヴィオラを次々と調弦していく先生。


先生 「ほんで同じモノを弾いてくらべていって、いらんやつをドンドンはねて行きましょう」


同じパッセージで次々と弾き比べていく先生。


先生 「これはいらん


いらん判定はものすごく早い。弾きはじめて直ぐにはねている。

これはもしかして、今、ものすごく勉強になっているのでは無いだろうか。
試奏のやり方、有り無しの判定ライン、店員とのやりとり・・・。


先生 「これは、駒がちょっと歪んでる感じですがなんとかなりませんか?」


楽器に調整上の問題があったらドンドン店員に修正を要求する。


先生 「これはいらん」


そして、どんどんハネて行く。
ハネた楽器が、自分が「これはイマイチかな」と思ってたのと同じだと嬉しい。


そして、最後に最上位クラスのモガ。


先生 「うん。そらこの中やったら絶対これが一番ですわ。」


私 「 ですよねー」


先生 「さて・・・」


先生 「まず、この中で、どう考えても予算を逸脱してるものはもうハネておいて下さい。」


私 「はい」


先生 「じっくり試奏してからだと未練が残るでしょ?」


すでに未練はあるが、モガをハネる。
このままだとうっかりこれを購入してしまいかねない。

何しろ、嫁が後ろで「もうそれにしときーやー」と盛んに主張しているのだ。


   


最終的に私がおぼろげにこれかな・・・と思っていたものと同じヴィオラが残った。

・ドイツ製のヴィオラ
・モガの中位モデル
・どっかのヴィオラ

― よかった。一応、鑑定耳?は有るにはあるんやな、俺。


しかし、時間がかかるのはここからだ。
あらためて自分で弾いてみたり、先生が弾いてくれるのを背中で聴いたりしてじっくり比べていく。

3つの中で最初に落としたのはモガ。
バイオリンと同じメーカー製だけあって、耳に馴染みのある音がして一番気になっていたのだが、先生の「この楽器は今でもう限界値。たぶんこれ以上響きが伸びないと思う」の一言が決定打となって落とした。

最後の二つから一つに絞るのには本当に時間がかかったが、

・素直で癖がものすごく少ない(気がする)
・音が伸びる可能性のようなものを感じた
・もう一つの方と現時点ではほとんど性能差を感じない
・感じないなら安い方でええやん

という理由でドイツ製のヴィオラを選択した。


名は、シェイファー。(綴りは忘れた。)


結果的に用意されたヴィオラの中で最も安価な楽器を選んだ形になった。


   


さて、その時点でもう楽器店が閉店時間くらいになっていたが、さらに弓やらケースやら周辺小物を選ばなくてはならない。だが、ここからは早かった。


「弓はさすがにランク落とせないから」という理由により、実質、先生に選んでもらった。

「ケースは私が選んどいたるわ」という嫁により、ケースは自動的に決まった。


さらに、

「楽器をふく布とか松ヤニとか全部バイオリンと共有できるから、不要でしょ。その分まけてもらいましょう」
「肩当ても貸してあげるから、サービスでつくしょーもないやついらんし、その分まけてもらいましょう」

という鬼のような提案により、周辺小物は一切選ばず。


値下げ交渉が始まってすぐ、「実は財布に○○万円ちょうどあって即現金で今すぐ払えるけどそれでどう?」というかなり強引な交渉で大幅な値下げに成功したが、流石にかまし過ぎたようで、店員に「じゃあ、足りない分は私が払いますわ」とまで言われてしまってさすがに申し訳なかったので、向かいのコンビニで少しだけ(主に飲み代を)おろして支払って買い物が完了した。


こうして晴れてヴィオラ弾きの末席に名を連ねることになったのである。


この夜はこの後、先生と一緒に近くにあった沖縄料理屋で泡盛などを楽しんで帰った。


まだもうちょっと続く。
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comment

Secret

No title

センセの鬼交渉もすごいけど、店員さんの返しに「やるのぉ」と思ったw

Re: No title

sakur@ さん

いやぁ、最後の怒涛の値引き合戦は楽しかった。
私も大阪人の端くれなので値切り交渉は当たり前ですが、店員が「じゃあ俺が払う」と言い出したのは初パターンでしたね。
そこまで言われたら引き下がらなしゃーないですw
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ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

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