真 復活編04 -復活レッスン-

2014年4月27日
その日はやってきた。

復帰一回目のリハビリレッスンである。
「発表会用の曲」を携えてレッスンに望むのはいつ以来だろうか・・・。

おそらくは1年以上前である。
緊張が高まる。


私 「どうも・・・お久しぶりで・・・」


先生 「お久しぶりで・・・」


嫁 「こんにちわ~」


と手を振る何故かついてきた嫁。
手を振り返す先生。


先生 「どうですか 旦那は?」


― なぜ嫁に聞く


嫁 「えっとねぇ・・・音程とかひどいです。 ウフフ・・・」


orz


調弦をしている横で、私の凋落っぷりを先生に語る嫁。


先生 「ふむふむ・・・。なるほど。とりあえず聞いてみましょかね」


  


さっそく第1楽章を一人で弾かされる。

ちなみに曲名がDUETTOなので、当然デュエット曲である。
休止前、デュエット曲であれば一発目のレッスンから「じゃあ、とりあえず」という事でイキナリ合わせるということが多かった。おそらくだが、調弦の時点で「こいつぁ・・・ダメだ・・・」と思ったのだろう。


ところどころ間違えたりしながら一応は最後まで弾く。


先生 「ふーむ・・・」


― ドキドキ・・・


先生 「音程は嫁が言うほどでもないですね・・・」


― ですよね


左手の音程は思ったほど落ちてない。
これは事前のセルフチェックと同じだ。


先生 「問題は右手ですなぁ・・・」


― デスヨネー・・・orz


先生 「まず、ごまかして弾かない


私 「ごまかして?」


先生 「久しぶりだから、できたはずのことが色々できなくなってますよね?」


私 「・・・」


先生 「でも、耳元でなんとなくそれらしくなるように雰囲気で色々やってますよね?」


私 「・・・」


先生 「それをやめましょう」


ラッシュ来た。


先生 「そのためには、まず、ゆっくりと一音一音弾きましょう。それができる速さで。」


先生 「まずはしっかりつなげて弾く。切るのはいつでも出来るんです。」


先生 「それでもう一回弾いて下さい」


もう一回頭から弾く。

弾き始めると一小節も行かない間に止められて大量の指摘が来る。


先生 「腕と肩まわりを柔らかく!」


先生 「移弦で腕を下ろす時に力で行かない!」


低音弦から高音弦への移弦の際に「ふん!」という感じで腕の力で移弦をしてしまっていた。
力が抜けていれば重力の助けで自然と移弦ができるはずなのである。


先生 「ここ。この筋肉が動かないように意識して下さい。」


腕の付け根の筋肉を指で押しながら移弦だけをやらされる。


先生 「動いてる!」


― ひぃ・・・そろそろ私のライフはゼロよ?


こんなに旦那が絞られているのを嫁はさぞかしニヨニヨ見ているだろう・・・と思い嫁のほうを振り返ると、

見てなかった。


イヤホンをしてスマホを一生懸命に覗きこんでいた。


― お前・・・何しに来たん?


再び丁寧にゆっくり弾かされ、各部をチクチクと補正されていく。


  


しばらくすると音程がずれるようになってきた。
それを耳で聞いて補正するが、なぜずれるようになってきたのか理由がわからない。


― んー? つかれてきたかぁ?


先生 「そうやって音程補正してるでしょう?」


私 「えぇ」


先生 「指おろしてから補正するんじゃなくて、補正が必要なら次からは一発でやらんと。」


私 「??」


先生 「調弦ずれてきてるんですよ。」


私 「!!」


先生 「耳では気づいていて、補正しようとしてるけど、なんでずれて来てるのかわかってなかったでしょ?」


そして、私からバイオリンを取り上げる先生。


先生 「今日は調弦私がやりますね。


orz


屈辱の先生調弦。
右手が荒れ過ぎていて調弦をちゃんとできないと判断されたというわけだ。


  


結局、この日はゆっくり一音一音丁寧に弾く というのに終始した。


先生 「音を捨ててはいけません。」


先生 「一音一音に神経注ぎながらゆっくり丁寧に弾いて来て下さい。」


曲想になど全く踏み込まなかった。
踏み込むところまで全く届いていなかった。


ただ、この日、一回だけデュエットで合わせてくれた時に思った。


― これは・・・作ってきた曲の方向完全に間違えてたな・・・


次回へのヒントは得た。


しかし、何にしても1回目のレッスンは惨敗である。
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プロフィール

ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

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