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潮時

バイオリンを始めてもうすぐまる5年。
ここ2年半ほどは、レッスンにもまともに通えていなかったし、年に数えるほどしかバイオリンを手にしてこなかった。ブログの更新も再開しては止まり・・・を繰り返している。


そろそろ、どうするかを考えるべき時だ。

潮時・・・というやつである。


    


私はバイオリンを弾けるようになっただろうか?


― なった・・・と思う。


その答えは、本来は聴き手に委ねるべきだろうとは思う。
しかし、私自身としては、少なくとも もはや「弾けない人」では無いと思う。

ちょっとジブリの曲を自分で楽しめる程度に弾ければ良いや・・・くらいに思ってバイオリンを初めたのである。

そのラインはとうに超えたと思う。
人に感動を与えられるレベルかと言われれば程遠いが、レイトスターターの趣味レベルとしては「楽しめる」ところまでは来た。


では、目標だった「セッションをする」はどうか?
できるようになっただろうか。


― なった・・・と思う。想像以上に。


妄想してた目標ラインはもっと低レベルだった。

セッションする相手すらいなかった5年前の自分。嫁にピアノを弾いてもらって、私が旋律をヴァイオリンで弾けたら素敵かもしれない・・・という程度の妄想だった。

今、弦楽アンサンブルや弦楽四重奏の会に出向いて弾いたりしている。むしろ、弦楽四重奏の会は発起人に近い。
嫁とは、嫁がリコーダーを吹くという違う形でのセッションが成立している。ヴィオラをウクレレのように弾いて嫁のリコーダーとセッションをする等の変則的なセッションまでやってしまっている。

元々持っていた「楽器で楽しみたい」という、ぼんやりとしたイメージからすると、十分過ぎるくらいに達成していると思う。


どうやら、元々、ふんわりと「楽器を弾けたら、こんな風に楽しいだろう」と思っていたことは全部、3年位で実現してしまっていたように思える。

だからこそ、この2年間は迷走した。
「まぁまぁ弾けるようになった」その次にどうしたいのか・・・考えていなかった。人から見れば大したことのないレベルだろうが、そこで満足して落ち着いてしまったのである。


    


だから、潮時・・・いや、それすらも、とうに過ぎてしまったのかもしれない。

このブログの役割も終えてしまった様に思えてくる。


なぜなら、開設当初からこのブログのトップに書いている紹介・・・


『バイオリンでセッションがしたい』 バイオリンに触ったこともない只の呑んべが三十路にして持った無謀なる夢。 夢叶うか敗れるか・・・それは神のみぞ知る結末。




これは、もう叶ったと思うのだ。


もはや、神のみではなく、私が知っている。
間違いなく大人になってからでもバイオリンは弾けるようになると今では思える。
もちろん、「弾ける」の認識に個人差はあるだろうが、練習すればちゃんと弾けるようになる。

だから、目的を果たしてしまったこのブログは、ここで無理矢理に終止符を打とうと思うのだ。


    


そして、改めて自分に問うた。


『ここで良いのか?』


初級に毛が生えたレベルで何年も止まってしまってその先に行かない。
バイオリンにかぎらず、趣味の世界・・・いや、あらゆる分野でよくある話だ。私もまさにそこに居ると思う。

そこでも十分に楽しい。
いや、むしろ、さらに上を目指すことは苦しみを伴う。
そこで立ち止まっている方が「快適」だからこそ、そこで止まるのだ。

仕事でもなんでもない。お金をもらえるわけでもなく、むしろお金を結構使っている。見渡せば他に安易に快楽を与えてくれるモノはこの世にゴマンとある。バイオリンの弦ワンセットで結構なごちそうが食べられる。

今のレベルでも十分に楽しい。
たまに声がかかったら弾きに行って、お酒お茶を飲んで仲間とワイワイやる。
望んでいたコミュニティは手に入った。


先を目指すだけが趣味ではない。
特に、私は取り立ててバイオリンで弾きたい曲ややりたい事があるわけではなかったのだ。


『ここで良いのではないか?』


― 否。


私は、音楽では さらに「向こう側」 を既に知っている。

聴き手に感動を与える事ができたと実感できた時の空気感と高揚感。
一緒に演奏する時の言葉を超えたあの独特の共同感覚。

あれは歌だけの世界なのだろうか?
いや、そんなはずはない。せめてあの世界をバイオリンやヴィオラでも見たい。


自分の歌のレベルにまで弦楽器の演奏能力を引き上げられるだろうか?

私が歌を歌うとき、カラオケだろうが何だろうが、一音一音に意味を持って歌う。ロングトーンを投げてしまうことなど当然有り得ない。発音はもちろん、ブレスも休符の空気も全てをコントロールして場の空気をつくりたい。

でもバイオリンでもヴィオラでも、そんな事をするには全く腕が足りない。
弦楽器は、自分の歌のレベルに到底およばない。


楽器を弾く時、集中していると頭のなかには理想の音形が流れている事がある。
しかし、それを再現できる腕は、今、無い。


― ここで終わりたくない。


最近、そう思い始めた。

レイトスターターでも弦楽器で「うたう」事ができるようになるのだろうか?

それを自分で見てみたい。


その矢先、ついに弾きたい曲が見つかった。


潮時である。


次なるスタートを切るための時期が来たと思おう。


ここから先の未来は気持ちも新たに、新ブログで語りたいと思う。


呑んべ三十路の弦楽道楽
http://heatkittanblog.blog.fc2.com/


引き続き、私の弦楽器珍道中を時々覗いていただけたら嬉しい。



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ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

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