スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夢かなう時

前回「潮時」という記事を書き、ひとまず区切りをつけたこのブログであるが、およそ1年半振りに近況を書いてみようと思う。


バイオリンはまだ続けられている。


時折、一時的にバイオリンを休まざるを得ない状況が発生したりするが、その都度、回りの楽器仲間に半ば強引に手を引いてもらって復活をし、おかげでいまもバイオリンを楽しめている。

半年ほどバイオリンを休んだとしても、それほど腕は落ちないようになった。
もちろん初手はひどい音が鳴ったりするが、数日もすれば元に戻る。
久しぶりに自転車に乗ると、最初は怖いがすぐにカンが戻るというのに近い感覚だろうか。

バイオリンとビオラの持ち替えをしても、混乱しないようにもいつの間にかなっている。


いまや、他の分野の楽器の人たちと共に、ミニライブのような催しをやったりして、セッションや人前で演奏を披露する機会は着実に増えており、一年半前とは比べ物にならないくらい、「楽器を弾く」という事が人生に浸透してきている。

もう、私は初心者だと名乗れないだろうし、まわりもきっとそう認識していないだろう。


    


さて、そろそろ本題に移ろう。

実は一昨日、9月3日に坂本音楽スタヂオの発表会があり、久しぶりに出演をして来た。
その時の事があまりに嬉しく、ここに記しておきたいと思ったのである。


今回の発表会で私は「You Raise Me Up」という曲をピアノ伴奏付きのバイオリンソロで弾いたわけなのだが、冒頭部、ピアノ伴奏が鳴り始める前にバイオリンで「アドリブ」で自由に弾く部分があった。

本来、その部分は無伴奏でバイオリンだけで奏でるという編曲だったのだが、ちょっと趣向を凝らして、そこに「ドローン」を鳴らすことにした。


この場合のドローンとは、空中を自動で飛び交う今流行の機械のことではなく、単音で変化の無い長い音を鳴らす演奏手法の事なのだが、そのドローンを嫁がチェロで弾き、「伴奏」をしてくれたのである。


嫁はチェロで、ラとレの重音を開放弦でひたすら鳴らし続けて、場の雰囲気を作る。
イメージは、スコットランドのバグパイプの創りだす空気感。


その雰囲気の中、私がソロで自由に弾く。

自由で、何にも縛られない時間が流れていた。



実は、この曲「You Raise Me Up」は、我々夫婦の結婚披露宴で、お色直し後の入場に使った曲なのである。
私は当時からこの曲が大変好きだった。

結婚から9年を経て、結婚した時には触ったこともなかった弦楽器で、夫婦で本番の舞台で、その曲を弾く。


言いようのない幸福感に包まれた時間であった。


    


6年前、私はバイオリンを初める前から、嫁とのセッションを目論んでいた。
しかも、「今から二人共がゼロから始めた楽器で、人前でセッションする」というとんでもない目標を立てていた。
2010年6月10日の記事にきっちりと記されている。


それが、6年越しに叶った瞬間であった。

当時は、ピアノをはじめさせるという方向であったが、まさかのチェロ。


読者の皆様は、この記事を覚えているだろうか。


チェロはじめました


そう、嫁は本当にチェロを始めていたのである。
実はあの記事を書いた時点ではほとんど冗談だったので、もらったチェロは数年間放置されたのであるが、今から2年前に本当にチェロを習い始めて、そして新たにチェロも購入して今も続けていたのである。


そして、一昨日。
ついに、6年前には二人共触れたことも無かった楽器で、人前でセッションをした。


一つの夢がここに叶う


公に宣言をして、真剣に取り組んだ夢や目標は、
本当に叶うのだということをあらためて思い知った瞬間であった。


    


大人から、しかも三十路を迎えてからバイオリンをはじめて、本当に弾けるようになるのかという問いに関して、今は自信をもってこう答えたい。


弾けるようになる・・・と。


ただし、レイトスターターにはレイトスターターなりのやり方があり、それを教えてくれる良い師匠を見つけることができて、ちゃんと練習をすれば・・・という条件はつくが・・・。


だから、バイオリンに限らず、何か楽器をやってみたいと思っている人は、是非とも一歩踏み出してみて欲しいと思う。
きっと、その人なりに楽しめる状況に数年間でなれるだろう。


    


さて、9月は後2回、ライブでの演奏機会がある。
どちらも発表会ではなく、バイオリン弾きではない一般聴衆が相手だ。
特に後の方のライブは、一般客のチケットが有料のイベントであり、去年は「聴衆」として聴いていたステージに今年は演奏者側で乗る。


明らかに何かが変わり始めている。

今までは自分の楽しみで自分のために弾いてきた。
そして今からは、聴いてくれる人のために弾くという所に手を出し始めている。


一年後、三年後、五年後・・・自分はどんな舞台に立っているんだろう。


広がりつつある、否、自分で広げた世界をまずは存分に楽しむとしよう。
スポンサーサイト

comment

Secret

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

バイオリン歴
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
最新記事
アクセスカウンター
ブログランキング
ランキングに参加しています
ポチッ!と応援お願いします

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

リンク
バヨ友
バヨブロ友達
検索フォーム
QRコード
QR
レンタルサーバー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。