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Lesson7(中編)-ショック療法-

静まり返った教室で調弦を始めると、あんなにしつこかったアンサンブル軍団は嘘のように帰っていった。


先生「やっぱり調弦の攻撃力は最強ですね。下手に帰れっていうより効果的です。」


全てはあなたの意のままに・・・。


   


ようやくレッスンが出来る状態になったが、レッスンが始まる前にやっておかなくてはならない事がある。
そう。まだお中元を渡せていないのだ。なんとしても、レッスン前に渡しておかなければならない。

今しかない。

さらっと渡してしまおう。


私「先生これ、お中元ですー」

先生「いやいや~。そんな気使うのやめてくださいよ~」

私「いえいえ、嫁ともどもお世話になってますし、ぜひぜひ」


渡そうとすると、突然腰を落として片膝立ちになる先生

そして、両手を高く上げて頭を垂れる


例えるなら「王から褒美を授かる家来」といった図式。


先生「ハハーッ」


先生面白すぎ。


   


ようやくレッスン開始。

今回は課題が膨大。
さらに言えば、前回までは指練習の2~3小節のものをいくつか・・・というものだったのが、今回からは10小節を超えるようなものを6つ。1週間でこなす量としてはかなりキツイものがあった。


早速一つ目。
『各弦で指を上り下りしながら、G線からはじまてE線まで行ってまた戻ってくる』というもの。

先生「早速弾いてみましょうか」

私「はい」

♪~

・・・なんだか調子が良い気配。
先ほどの公開処刑調弦で、いつもより強いプレッシャーに晒された反動なのか、いつものような気負いが無い。ショック療法というやつだろうか。


先生「素晴らしい」


やった!一発合格か?!


先生「もっと弾けてなくても合格にするんですよ」


ふふふ・・・睡眠時間を削って練習したカイがあるというもの。


先生「でも・・・」


ん?!


先生「もう少し行けそうなので、そこからさらに改善してみましょう」


出来てたら出来てたで、ハードルがあがるしくみなのか・・・


先生「ぷぃさん。 体が音の変わり目に上半身がゆらゆら動くんです。

"波が無いときのわかめ"みたいな揺れ方してます。」


その例。別に無くても良くね?
しかし、動いているのは事実。特に調子が良い日の方が動く傾向にあるのは自分でも気付いていた。


先生「もう一点。だいぶ弓の動きが型にはまってキレイに行けてます。」


おぉ!!


先生「動きはそのままで、軌道をあと2ミリくらいだけ、下に平行移動しましょう。」

私「もっとバイオリンに手の重みを乗せたほうが良いということですか?」

先生「そうなんですけど、乗せるという意識を持つときっと乗せすぎてしまうと思います。ほんの少しの話なので、『下に』という意識で行きましょう。」


指摘を受けたことを意識して弾いてみる。


先生「出来るじゃないですか。そんなすぐ出来るなら、初めからそうしたらいいのに」


鬼だ・・・


   


次へ進む。
『FIRST LITTLE ETUDE』とタイトルが振ってある。

初めての小さな練習曲・・・とすると、これまでのはなんだったんだというのだろうか。
曲ですらない。ただの訓練というわけか。

他のブログで見るレイトスターター同士たちは鈴木教本で『ちょうちょ』やら『キラキラ星変奏曲』やらで楽しく練習を進めている。篠崎を使っている人も『むすんでひらいて』など早々にメロディを楽しんでいる。
しかし、私の教本「MAIA BANG(マイア・バンク)」は二ヶ月たって40近くも練習番号を進んできたのにようやく"一曲目"。
なんというスパルタ教本なんだ。


先生に促され『FIRST LITTLE ETUDE』を弾く


先生「これも全然問題ないですね」


よし!
・・・だが、もう騙されない。
やっぱり、そのまま合格ではないんだろう?


先生「いけてるので、もっと欲張ってみましょうか」


私、仏教徒なんで欲は少なめで行きたいと思います。


指摘されたのは大体以下のような感じ。


・移弦直後に弓の動きが小さくなるので一定に。
・音の出だしが弱く段々強くなる弾き方をしている。初めからしっかり出せ。
・下降移弦のときにやっぱり体が動く。
・曲の終わりにかってにritをかけない


先生「でも、ホント今のレベルとしては今日はやることが無い感じですよ~」


どの口がそれを言うんだろうか。


帰り道に思い出しながら書いているレッスンメモがこの日はビッシリと手帳1ページを埋めたというのに・・・。


レッスン後半戦に続く。
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comment

Secret

レッスン記事を書かれる度に同じコメントを残してしまうので
もううんざりかもしれませんが、やっぱり言います。
先生面白すぎです!!!!(*´∀`*)

ぷぃぷぃ虫さん、王様になってみた気分はいかがでしたか?笑
私だったら『ぎゃー先生!!そんなーーー!!』
とあたふたしてしまいますが、関西の人はこういった時も
ノリノリなのでしょうか笑

課題を上手に弾けると、先生はやっぱり
『ここまで出来るなら・・・・』とハードルをあげますよね。
それを見越して練習しなきゃならないのでしょうが、
上には上が果てしなくあるので
レッスンで一発合格ってなかなかもらえません(´A`。)

先生、面白い!

こんばんは!
先生、やっぱり面白いですね(≧▽≦)ノ゛゛
肩ひざ立ちになるなんて・・・(爆!)

そうそう。
調子がいいと、いい分だけ
プラスアルファの課題が追加されます(;´▽`A``

私もいつも先生から
「うん!弾けてるね!
 合格だけど、せっかくだから、ここを
 もうちょっとこう弾いてみようか?」とか
おまけ??がついてきます。

そのおまけは結構難しい課題だったりするのですが、
でも、おまけ欲しさに、がんばっちゃったりしてます(;´▽`A``

レッスンメモ

こんばんは^^

レッスンメモつけてるなって、すごいですねー。
いつもブログがメモ代わりになっちゃってますよ。
レッスン中に先生は遠慮気味に「これは私の欲ですけどね」って言いながら上のレベルのおまけを教えてくれます。

Re: タイトルなし

ほっとけーきさん

こんにちわ~( ・∀・)ノ

なんどでも面白いって言ってやってください
ブログ主としては本望です(´∀`*)

私も「ちょ・・・先生やめてくださいよ」とかなりましたよ。口だけは・・・(笑)
面白かったので乗ってそのまま渡しちゃいました。

ハードルを上げてさらに上のことを要求されるのは実はすごく良いことなんでしょうけど、それとは別にやっぱり『褒められるだけの一発通過』っていうのをしてみたいと思っている子供のような自分がいたりします。

Re: 先生、面白い!

ありるまさん

こんにちわ~
もうね・・・先生おもしろすぎる上にキャラが軽いので、時々「友達」みたいに思えてしまうことがあります。

「合格だけど ○○してみよう」
「すごくいいから ○○してみよう」
「それだけ弾けるなら ○○してみよう」
「できてるから、背伸びして 〇〇してみよう」

こういうのって、実は 『○○してみよう』の方が本音なんじゃないかとちょっぴり思うのですが、褒め言葉とセットで来ると、この課題でここまで要求されるのは自分くらいなんじゃないか?という勘違いを元にした優越感めいたものが自尊心をくすぐり、次回以降もっと練習しようというモチベーションが湧いてきます。
すごくうまく先生に乗せられてる気がします。

Re: レッスンメモ

せーさん

こんにちわ~( ・∀・)ノ

本当は楽譜に書き込むと一番良いのでしょうけど、量が多くて楽譜に書ききれないし、そもそもまだ楽曲に関する指摘ではないので、できるだけ覚えてレッスン後すぐ帰り道の電車で反芻しながらメモします。
私は、終わってすぐメモしておかないと、ブログ更新まで覚えてられる自信がないので・・・(;´∀`)

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プロフィール

ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

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