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Lessen8(後編)-暴走モード-

52番は撃沈し、他の課題をチェックすることになる。

先生「じゃあ、最初から見ていきましょうか」

常に最初から見ていくシステムにしませんか?


最初の二曲はあっさりクリアし、3曲目に進行。
この曲は先生パートがある曲だが、今回は入りの指示から練習してきたのでそこは抜かりがない。

しかし、この曲・・・16小節ほどの短いものなのだが、曲調的にゆっくり聞かせる系でロングトーンがバシバシ出てくるため、ボウイングがブレると残念極まりない結果になる。
加えて、4の指が正確に押さえられるかどうかが一つのポイントになっており、指の指定が非常にシビア。ミはE線の開放ではなく、原則A線の4となっている。そして、途中で『 ミ(A線 4)→ミ(A線 4)→ミ(E線 0)→ミ(E線 0)』と弾く場所があり、4の指の音程がわずかでも狂えば、直後に自分でその残念さに気付かされるという超ドS仕様。

ぶっちゃけ、この曲だけが課題だったとしても十分ではないかと思う。
ちなみに、もちろん先生は模範演奏などしてくれていない。


先生とチューニングを合わせ、演奏する。


♪~


やっぱり先生と合わせるのは楽しい。
この曲、かなり練習してきたので先生の音を聞くゆとりが少しはあるのだ。

先生の下支えがあると一人で練習している時よりも音が安定する。
例の鬼門ポイントも開放弦でのチェックをするまでもなく、しっかりハモっていて「合っている」と分かる。

なんとなく先生の呼吸感を感じる。
先生がテンポを揺らしたり、音の強弱で音楽を広げてくれているのが分かる。


歌で少人数アンサンブルするときと同じ空気感。
これは・・・ほんとうに楽しい。

自分で言うのも何だが、これは結構イケてるんではないだろうか。


   


しかし、終わってみると先生が気に入らない表情をしている。


先生「それだけ弾けるのに、音楽が足りないですねぇ


ちょ・・・先生、そりゃもうハードルとかそういうレベル超えてるよ!!


先生「全ての音符で全弓を使いすぎですね」


その通り。意識的にそう練習してる。


でも、私・・・バイオリン初めてたった二ヶ月ですぜ?

曲中の四分・二分・全音符の全てで全弓たっぷり使えてたら普通は褒められるところなんじゃね?



先生「もう一度行きましょうか」


♪~


今度は、弓の使う幅や速さを変えながら弾くことを意識する。
出来る範囲で強弱をつけ、先生のパートに乗っかって行ってみる。

確かにさっきより楽しい。さっきより良いと思う。

こんどこそ褒めてくれるに違いない。


先生「そうですね。そのほうが良いですね。」


よし! さすがにこれは合格だろう。


先生「でも、それだとちょっと管楽器系の展開ですね


先生・・・もう何言ってるかわかんないよ・・・

いや・・・分からんでもないんだが、今でなくて良くね?


先生「ここはこういう展開が考えられます」

初めて見本を弾いてくれる。

確かにバイオリンらしいフレーズの展開で美しい。

でも、もうバイオリンの基本テクニックとか関係なくなってると思う。

先生「それと、前半のここと後半のここは1stの動きは同じですが、私のパートは違うので和音構成が異なります。こちらは○○の和音で・・・(中略)・・・なので和音の違いを演奏に反映させましょう。あと、この曲、簡単にしてあるだけで実は裏にこういう旋律が隠れてるかもしれません。いや・・・こっちかな? ぁ、これもいいですね」


先生、暴走モード突入


どうしていいか判らない私をよそに、隠れた旋律を探って色々弾き始める先生。
ひとしきり弾いいてみてご満悦の先生。

先生「ジューシーですねぇ・・・それを踏まえてもう一回行きましょうか~」


もう一度弾き。ようやく許しを得た。


   


3曲目を終え、さらに4曲目をクリアした時点で50分経過。
後、3曲どうするんだ・・・と思ってよく見てみると、宿題ページに貼られているはずの付箋が足りない。
残り3曲中の2曲が乗っているページだ。多くの生徒を抱える先生はこの付箋で課題を把握している。

どう考えても先生の時間配分がおかしいと思ったら、付箋が剥がれてるせいで2曲分が認識されていないらしい。


私「先生、付箋剥がれてるんですけど、ここも宿題でした」

先生「黙っていれば、通過できたものを・・・(笑)」


しまった・・・。やぶ蛇とはまさにこの事。


先生「でも時間がないんで、残りは次にまわしてスラー行きましょう。」


あと10分でスラーとか行けるのだろうか。

実は、前回も先生はスラーに入りたそうにしていたが、『スラーはキチンと説明する必要があるので次回にしっかり時間をとってやりましょう』ということで持ち越されていたのだ。


先生「音が変わるときに、弓を返さないのがスラーです。」

私「はい」

先生「以上」

私「ぇ?」

先生「じゃあ早速弾いてみましょうか。」


説明短ぇ・・・・。
キチンとした説明とやらはどうしたんだ。

とりあえず弾いてみる。

先生「だいたい行けてますが、弓をもう少し安定させましょう。先程までと比べて弓がブレてます」


弓先を意識して弓を安定させる。


先生「そうそう。すぐ安定しましたね。それで、ここからここまでやってきてください」


スラーの練習パッセージが大量に課題となる。


先生「あと、これと、これと・・・」


曲も3曲ほど追加される。


次のレッスンまでまた二週間。
例によって鬼のように宿題を出されてこの日のレッスンは終了。


これは・・・練習時間をさらに増やさないと無理だなぁ・・・
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Secret

おんがく

私のクラシックの先生も初期の頃から
音楽!音楽!音楽!
アンタが弾いてるんはバイオリンやで!
バイオリンが歌うようにせんかいーー!!!
と、うるさく口すっぱく言い続けております。
いまだに言われております。
音階練習の時さえ言われますが、
先生が弾くとただの音階さえ名曲に聞こえるから
大切なのでしょうね。
でも弦押さえて弓動かすのに精一杯なので
なかなかねぇ…です。
練習がんばって下さーい!
でも時間確保大丈夫かしら???

やっぱり、先生、面白いです。
「管楽器系の展開」と「弦楽器系の展開」って
どんな感じで違うんでしょうね。
実際に聴き比べてみたいです。
最近私も先生に「弾けてはいるんだけど音楽性がねえ。。。」などと
良くいわれるようになりました。
「どう弾きたいの?」と聞かれるのが一番ツライです。
正直言って、どう答えたらいいのかよく分からないのです。
「ここはぐぐーっと盛り上がって。。?」とか
低レベルな返事しかできません。(T T)
みなさん、どう曲と向き合っておられるのでしょう?
特に、最初にその曲にどうアプローチして良いのかよくわかりません。。。

弦楽器系の展開

始めて2ヶ月で、すごく内容の濃いレッスン。
先生って1つ出来ると次の課題を必ず出して来ますよね。
私は管楽器の経験もあるので、すべてにおいて違うということは、なんとなく分かります。
レッスンで要求されるのはつらいですが、先生の弦楽器系の展開を聴いて見たいです。

Re: おんがく

ぴっぴさん

こんにちわ~

まだ、音階を鳴らすのに精一杯なのに、音楽っていわれても・・・って言う感じですよね(;´Д`)
わかってるけど、できへんねん! って感じです(笑)

私の先生は、"曲"になると音楽性にやたらとうるさいですが、逆に音階練習等の曲名のついていない「トレーニング曲」では、"おんがく"を意識して音量やテンポを揺らすと怒ります。基礎練習では一定の音量、一定のテンポ、一定の音符の長さでカチッと出来ることを要求されます。それでも先生が弾くと、音楽的に聞こえるから不思議なものです。

練習時間の確保は何とか出来ておりますが、あんまり無理して続かなくなってしまうと無意味なので、色々見直しながらゆるゆるとやっていきたいと思います。

Re: タイトルなし

りょうさん

こんにちわ。
管楽器と弦楽器の違いは、拍への入って行き方の違いと、強弱の付け方の違いでした。
単純に言ってしまえば、管楽器は「パンッ!」っと音が出やすいけど、弦楽器は比較的音の出始めが柔らかいため、音楽の作りをブラスバンド風にしてしまうと楽器の特性が活かせない・・・とかそういうことだと私は解釈しました。もちろん楽器の特性云々については実力的な事もあり賛否あるので、あくまでひとつの考え方として・・・。

「どう弾きたいか」・・・というのは難しいですよね。(;´Д`)
音階練習で「どう弾きたいの」って聞かれたら、「別にこれ弾きたくないです」が本音(笑)

私は合唱をやっている関係で、まず歌ってみて曲のイメージを決めてます。
今私がやっているような10数小節しかないような曲では、壮大な解釈など出てきません。
なのである程度「そうにしかなりようがないお決まりパターン」って言うのにハマってくると思っています。
後はそれがバイオリンで出来るか・・・というとさっぱりな訳ですが(笑)

Re: 弦楽器系の展開

まめそらさん

こんにちわ~

あまりに濃すぎて飲めなくなりそうです(笑)
先生がハードルをあげて下さるのは良い事だとはわかっているのですが・・・なかなかどうして。
私も人の子。褒められたりしたいものです(´∀`*)

先生には管楽器経験があることはバレているのでしょうか?
私は合唱経験どころか、事もあろうに指揮者経験までバレてしまっているので、楽典や楽曲、和声学に至るまでいつも説明ゼロ。「当然知ってるよね?」くらいの勢いで話に出てきます。言わなければ良かった・・・と。
もしバレていないのであれば、ここはひとつバラしてみると、先生の理不尽度(笑)があがるかも知れません。
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プロフィール

ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

バイオリン歴
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