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Lesson11(中編)-しかし回りこまれてしまった-

マイア52番に続いては、弓の練習曲。
ダウンボウ→ダウンボウと休符なしで行くという練習。

私は弓をバイオリンに乗せるのがとてつもなく苦手である。
休符どころか、ゆとりがあるはずの曲頭のテンポ指示の時ですら弓がはねたり震えまくったりする。弓をバイオリンに乗せている状態からでないと安定して音が始まらない。

ところで、曲頭とかのテンポ出し行為を表現する格好の良い言葉として「ザッツ出し」というのがあるらしい。
yamanokanataさんから教えていただいたのだが、フレーズの出だしのことを「アインザッツ」と言い、その指示をすることを「ザッツ出し」と言うらしい。私は10年も合唱指揮者をやっているのだが、指揮者とは言ってみれば「ザッツ出し」専門の人である。なのにこの言葉を知らんかったというね・・・。

そして、覚えた言葉はすぐ使いたくなるもの。


私はザッツ出しが苦手です


格好を付けて言ってみても、出来ないのなら意味が無いですな。

バイオリンに弓を乗せるのが安定しないのは、これまでも先生に散々指摘されていたのだが、一向に良くならないので「より難しい課題」を与えて治療してしまおうという思惑のようだ。
3/4拍子の6小節×4の曲で、各6小節目が1小節丸々のダウンボウロングトーン、そして、次の小節の頭ですかさずまたダウンボウ。休符が無いのでギリギリまで頑張って、急いで弓を「ヒューン」と持っていかなければならない。


先生 「じゃあやってみましょうか」


♪~


結構練習してきたのと、先生によるマッサージで劇的に改善した肩まわりのおかげで以前よりはだいぶマシになっている。しかし、それでもやっぱり、着地で安定しない。
弓元で着地するときに弓が跳ねる。震える。


先生 「弓を持っていく時よりも、その前が問題ですね~」


私 「ぇ?」


先生 「急いで行こうとしすぎて、最後のダウンボウの時に加速していって、こんな感じでメッチャ向こうまで右手が飛んでいってるんです。そら、弓戻してくるの大変やん!・・・って感じですわ」


なるほど・・・


先生 「それと、練習曲とはいえ"曲"ですから、フレーズを考えると最後のダウンボウは全弓使う必要はありません。曲全体にわたって弓元から弓中までだけを使うようにしてゆとり持って弾いてみましょう」


何かと私は全弓を使わないといけないと思ってしまっているフシがある。

先生の指摘通りに弾きなおしてみると、移動距離が短くて済むため劇的に改善した。


やっぱり、個人レッスンって良いですなぁ・・・。


その他いくつかアドバイスを貰ってこの曲は終了。


   


次は、アモーレ。

はぁ?アモーレ?ナニソレ?・・・と思った方は、こちら


まぁ・・・もったいぶる程の事も無い。
要はa-moll(イ短調)である。

課題は、Aマイナーアルペジオ。
二分音符で和音構成音を一個ずつ上がっていって、また降りてくるだけのもの。
だけのもの・・・と言っても、私はアルペジオも結構苦手である。左手が今どこにいてるのか分からなくなって時々パニックになるのだ。なんだか苦手なものばっかりだが、こちとらバイオリンを初めてまだ3ヶ月半・・・苦手でない技法など一つもなくて普通だろう。


先生 「こっちは全弓使ってくださいね~」


♪~


特に引っかかるポイントもなく、アモーレは結構すんなり通過。


   


お次は、Dメジャーアルペジオ。

なんのことはない先程のAマイナーアルペジオがDメジャーになるだけのことである。
大きく違うのは二分音符だったのが四分音符になることくらい。

しかし、問題が一つ。

全然練習していない

この曲、曲の番号的に今回の課題の中で一番「後ろ」なのである。今回8曲も課題に出ているため、どうしても後ろのほうがおざなりになってしまうのだ。


先生 「じゃあ行きましょうか」


♪~


二回くらいしか家で弾いてきていないので、おそろしくゆっくり弾きはじめる私。


先生 「ちょっと、ストップ。」


始まってすぐ止められる。
まだ間違えたりしてなかったんだが、何か問題でも??


先生 「さっきのは二分音符。これは四分音符。 同じ音符の長さで弾いてたらおかしくないですか?」


おっしゃるとおり。


私 「えっ・・・っと。ぁ・・・テンポが半分になったんです!」


先生、思わず笑ってしまう。

ナイス言い訳!笑わせたもん勝ちだぜ!


先生 「とりあえず、もうちょっとテンポ上げて行きましょうか」


ぁー・・・そうなっちゃいますー?


♪~


テンポをあげるとグダグダ。
そりゃそうだ・・・なんせ練習してないんだから。

駄目だ・・・次回に回してもらおう。


先生 「どうしました?」


私 「すいません。この曲だけ時間足りなくて練習してきてません。」


先生 「そうですか。まぁ、Dメジャーはバイオリンの響きが一番美しくなる調です。」


ほうほう・・・。
それと練習して来なかったことと何か関係が?


先生 「だから、もうちょっと弾きましょうか。今練習したら良いんですよ。」


なにが"だから"なのかさっぱり判らない。


逃がしてくれないのかー・・・・。


続く・・・
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comment

Secret

私もザッツ出しが苦手です!!

こんばんは!
私もザッツ出し修行中です!!
私は合唱の経験も指揮の経験もないのですが、そういえば、指揮者は「ここはキューを出すからね」「合図だすからね」とかは言いますが、「ザッツ出すから合わせてね」とはあまりいいませんね。
「ザッツ」という言葉は楽器を演奏する人に特有の言葉なんでしょうか。
今まであまり意識したことがありませんでした。
「ザッツ」といえばコンマスが荒く息を吸い込むことだと思っていましたが、弓でザッツが出せるとすご~~くかっこいいんですよねー。
私は個人レッスンでザッツを出すということは教えてもらわなかったので、ぷいさんの先生のように最初のうちから教えてくれるというのは本当に良いことだと思います。あと、マッサージも!!

こんばんは

相変わらず、ハイレベルなレッスンですね!
緊張感があるレッスンはどうしても
身体がかたくなりますよね。
私も力まずに弾けるようになったのは
つい最近のような気がします。
ぷぃぷぃ虫さんがリラックスして
弾けるようになったら
プロ並みに弾けそうですね♪

Re: こんばんは

saguradafamiliaさん

こんにちわ~

先生が際限なくレベルを上げてくるので、最近ついていくのにひぃひぃ言ってます(;´∀`)
先生の前だとどうしても体が硬くなっちゃうんですよねぇ・・・。

Re: 私もザッツ出しが苦手です!!

yakamokanata125さん

こんにちわ~

私は合唱の方ではあまり体系だって先生についたりしておらず、独学なのでザッツという言葉を聞く機会が無かっただけかもしれません。でも、指揮者講習でも聞いたことが無い言葉だったので、楽器特有の表現なのかもしれませんね~。

"息ザッツ"は初めて先生とあわせて弾いた時にやってみたら、「息だけでやるの禁止!」って言われたのです(;´Д`)
それ以降、頑張って"弓ザッツ"してるんですが、なかなか格好良くザッツ出せないんですよね~

ウチの先生はとっても実戦を想定した教え方をしてくれます。
なので、基礎の基礎を鍛える教本なのに、エチュードだろうがなんだろうが直ぐに表現を要求してくるという・・・。
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プロフィール

ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

バイオリン歴
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