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Lesson12(後編)-夢見る少女な鬼教官-

続いての課題チェックは、初めてスタッカートが出てくる曲。

マイアバンク68 『SPRINGTIME』

MaiaBang68.jpg

スタッカート自体が初めてなのに、いきなりスラーとコンボで出てくるというスパルタ仕様。
上の写真は曲の前半部。


ちなみに、写真でチラリと見えているが、一つ前の練習番号のマイアバンク67番はスラースタッカートの練習パッセージ詰め合わせである。色々なパターンが7つ並んでいて、そちらでたっぷりとスラースタッカートの練習をしてから、曲でも使ってみましょうね・・・というよく出来た仕組み。
もちろんマイア67も宿題に出ていたのだが、ひとつもチェックせず完全スルー。

いきなり曲。

難易度は当然68番の方が圧倒的に上であるから、そちらが出来ていれば67番はチェック不要という理屈である。
相変わらずの鬼教官っぷりである。


デュオ曲なので "ザッツ出し" をしないといけないし、"スタッカート""スラー""何も無し" を使い分けないといけないし、"移弦" とか "4の指" とか "同指移弦" とか・・・もうテンコ盛りである。


後半部がこちら。

MaiaBang68-2.jpg


写りが悪くて申し訳ないが、ページが「切れている」のがお分かりいただけるだろうか。
この曲、ページを裏表にまたがっていて途中でめくらないといけないので、前のレッスンで「ここ、ハサミで切ってきてください」と指令が出ていたのである。
個人的には『譜めくりがメンドイから楽譜を切る』というのはかなり斬新だと思うのだが、どうなのだろうか・・・。


前置きがとても長くなってしまった。


   


先生 「じゃあ行きましょうか」


アップボウから始まる曲も何気にはじめてなので、弓先ザッツはあきらめて、弓をバイオリンに置いたまま体の動きでのザッツ出しで妥協。適当にやった割には伝わったっぽい。


♪~

かなり家での練習通りいけてるし、いい感じなんじゃないか?
3小節目とか結構綺麗にはハモった様な気もするし、スタッカートも雰囲気出せてる気がする。
これはなかなか・・・・と思っていたら、4段目(ページめくって二段目。最終段)の3小節目で何故か突然落ちる私。

なんでやねーん?!
他の小節ならまだわかるよ?
でも、この小節に限っては前の小節と全く同じなんだよ?
そんなとこ家で失敗したこと無かったよね?

なんで? 何でー?


先生 「いやー おしかったですねー(笑)」


惜しかった?
てことは、落ちてなかったら一発合格だったかも・・・ってこと?


先生 「とりあえず、二個目のスタッカートが次の音とつながっちゃってますね」


きっちりハッキリダメ出し。
何が惜しかったというのかね?


先生の攻撃は続く。


   


先生 「ところで、スタッカートってどういう意味ですか?」


どういう意味・・・ですと?
はねるっぽく弾くとかそんな感じ?

ぁ・・・そういえばマイアバンクにスタッカートの説明書いてあったな・・・英語とスペイン語で。
それによると『音を半分にする』とか書いてたな。うん。


私 「半分に・・・する・・・とか?」

先生 「(ギロリ)」

私 「ぇ・・・ち・・・違いますかね(汗)」

先生 「合唱で歌うとき、半分にしてますか?」

私 「してません」

先生 「確かにここに半分て書いてありますけど、コレは嘘です(きっぱり)」


それ・・・教本としてどうなのよ・・・・。


先生 「スタッカートとは、スタッカーレです。」


ほぅ・・・つまり?


先生 「フランス語でいうところのウンチャラカンチャラ」


ほぅほぅ・・・つまり?


先生 「英語で言うと、デタッチ。触らない。 つまり関係を絶つという意味です。」


スッと言えや!


・・・と突っ込みたくなったがグッと我慢。


スタッカートは表記されている音符だけじゃなくて前後に影響があるから、特に前の音もちゃんと切れるように弾けとの事。


まだまだ攻撃は止まらない。


   


先生 「そもそも、点が付いてたらスタッカートですか?」


ちょ・・・そもそも論ですか?
今、スタッカートの練習だから、それを言っちゃあお終いよ?


・点がついているからと言ってスタッカートとは限らない
・スタッカートだからと言って音が半分になるわけじゃない



コレをしっかり頭に刻んで置くようにと言われ。
もう一度弾く。


♪~


言われたことを意識して、頑張って弾く。気をつけるポイントが多すぎる。
今度は何とか最後までいけた。


先生 「ここは何でつなげて弾いたんですか?」


先生が言っているのは二段目の最後から二小節目の部分、"何も指示がない"四分音符4つ。


私 「いや・・・なんとなくですけど?」

先生 「理由無くってことですか?」

私 「そうなりますかね」

先生 「前のスタッカートと対比して繋げて弾いたんじゃないんですか?」

私 「ぁ、そうですね。そういう意味では切れないことは意識しました。」


『あえて』そうした・・・というよりは、ここが『標準の弾き方』で、他が『あえて』色々やりまくっているので、逆説的に意図的にそうしたような感じになっているわけである。
指摘がとてつもなく細かくなってきている。


先生 「ちゃんと理由あるんじゃないですか」

私 「ぁ・・・はい」

先生 「うそつきー!


世界名作劇場に出てくる女の子が言う『うそつき!』のテンションで嘘つき呼ばわりする先生。

夢見る少女ですか・・・あんた。

若干可愛いです・・・先生男だけど・・・。


先生 「何も書いてないからといって、何もしなくて良いわけではありません。」


そこから曲の解釈に突入する先生。


先生 「こんな練習曲であっても、きっちり曲として作り上げないといけませんからね」


もう、ハードルが高すぎて下をくぐれますな。


この後何度か弾き、この曲は終了。
しかし、やはり、「やり直しにはしませんが復習しっかり」という条件付でクリア。
マイア68。一応合格。


この後、残りの一曲にトライしたのだがとてつもなく撃沈し、次回に持ち越し。


先生 「さぁ。宿題の時間です。 至福のときですなぁ」


やっぱり至福の時なのですな・・・
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comment

Secret

No title

こんばんは!

相変わらず、スパルタレッスンですね~
私・・
スタッカートってなんですか?と聞かれても・・
はねると言うか・・・音を切るって言うか・・・そんな感じでしか答えられません~(^^ゞ
私には、ぷぃぷぃ虫さんの先生のレッスンは難しすぎてついていけそうにありません~!

ところで、楽譜切って来い指令。
面白すぎです!
いくらめくるのじゃまくさくても切らないでしょ~(笑)

あっ。。。
ところで、乗り合いの件、ありがとうございます。
よろしくお願いします♪

追記

今日、メールしましたので、よろしくお願いします(^^ゞ

この曲

譜面を見て、あらこれやったわーと思い出し
こんなに内容の濃いレッスンじゃなかったよなと
思って笑ってしまいました。
先生によって随分違うものですねー。

スタッカート、確かに点がついているからと言って
スタッカートとは限らないし
点がなくてもスタッカートみたいに弾く時もあって、
先生は「曲が分かれば自然と分かるわ!」と
言いますが、よー分かりません。

レッスンレポ、いつもとっても詳細なので
楽しく興味深く読ませてもらっています。
先生本当におもしろいですねー。
ライブされてるの聴きたくなります。
でも人ごとだからおもしろいけど、自分がそんな
レッスン受けたら絶対に固まります。(笑)

おもろい~

はじめまして~
突然おじゃましますぅ

ぷぃぷぃ虫さん 大阪?
行き詰ったときに、同志を求めてネットをうろついてたら
ここにたどりつきました。

クララの『ハイジのうそつきっ!』
を思い出したら
先生 男性だったんですね・・・

楽しいお話でリフレッシュさせていただきました。
さて 練習しよぉーっと!

Re: No title

kokyukiさん

こんにちわ~

予定では「あまーい」教室に通うハズだったんですけどね・・・ふたをみれば滅茶苦茶厳しかったという・・・。

先生は自由人ですね。
楽譜は切って来いと言う割りに楽譜を汚すのは嫌いらしく、楽譜にごちゃごちゃ書き込みするといい顔をしません。どういう基準なんだって思います(笑)


合宿楽しみにしています。
遅くなって申し訳ないのですが、先ほど返信しました。
よろしくお願いします。

Re: この曲

ぴっぴさん

こんにちわ~
なんと、同じ曲を通っておられましたか~

ぴっぴさんは先生がマイア育ちということでしたが、何曲かマイアから引っ張ってきて練習されたのですかね。皆さん新バヨとか篠崎とかで私とルートが異なるので、なかなか「今この辺感」が共有しにくいのですが、こうして同じ曲で共感してもらえると嬉しいものですね。
先生はここ最近、「ただ弾ける」だけでは許してくれなくなってきて、話がディープになってきました(笑)

私の先生は「作曲家が雰囲気で点打ってるから、雰囲気でとらえんとね」と言ってました。
曲がわかれば自然と分かるというのは、絶妙な言い方ですね。
岡目八目・・・というか、指揮者なりパートリーダーなりをヘボだろうが何だろうがしばらくやってみると、「外側から」曲を眺める癖がつくので、曲をどう作っていくかは多少は見えるようになります。それが「曲が分かれば・・・」という事になるんじゃなかろうかと。
しかしながら、何故か演奏する側に廻った途端、全く意識せずに適当に歌ったり弾いたりしてしまうから不思議なものです。

私も先生の前だと体が硬くなります。
私は「緊張しぃ」なので、家での練習から考えると半分も力が出せてないんじゃないか・・・と思います(;´Д`)

レッスンレポ、いつも文章が長くなってしまって、大丈夫かなぁ・・・なんて思っているのですが、そう言っていただけるととっても嬉しいです。ありがとうございます。


Re: おもろい~

雨さん

こんにちわ~
ご訪問いただきありがとうございます。

おっしゃる通り。コテコテの大阪っ子です。

>クララの『ハイジのうそつきっ!』

すばらしい!
まさにそのイメージ(笑)

先生は男性ですが、心に少女を飼っているようです。
ぁ、決して変な意味ではなく。メルヘンという意味で・・・。

私も行き詰まった時は、あちこちのブログに励まされています。
少しでも私もそういう事が出来たのかなぁ・・・と思うと嬉しいです。

練習頑張ってくださいね~

あ 反対反対

ハイジの 『クララのうそつきぃっ!』  でした

私も大阪在住で
今年の1月からレッスンに通いだしました。
わりとゆるーいレッスンなので
ぷぃぷぃ虫さんのレッスンのキビシさが
ちょっとうらやましくもあります。

ちょこちょこお邪魔させていただきますね~♪

篠崎にも

この曲、載っているのですよ♪

先生は自分はマイアで育ったので以前は使っていたそうですが、(と言っても20年以上前)最近の子は(と言ってもここ20年の子供)出来ないとすぐキレて辞めるから今はほとんど使ってないと言ってました。どうか、キレないでがんばって下さいね!(笑)
マイアは基礎力がすごくつくし、曲もいい曲がたくさん入っていて、指導者側に生徒を楽しませる技術があれば、とてもいい教本だと言ってましたよ。ぷぃぷぃ虫さんの先生、楽しいレッスンをされてるので、とてもすごい先生だと思います。

Re: 篠崎にも

ぴっぴさん

ずいぶんと返信が遅くなってしまいました。
どうにも家のPCが不調でして・・・(;´Д`)

なんと、篠崎にも載っていたのですか!?
定番の練習曲なんですかね~

確かにマイアはスパルタな感じがするので、耐えられればすごい基礎力がつくかもしれませんね。
耐えられれば・・・(笑)

私はピアノをツェルニーで挫折した実績があります。
まさに「キレて」やめちゃったわけですが、バイオリンはそうならないことを祈るばかり・・・
最近練習さぼりがちだからやばいなぁ・・・
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プロフィール

ぷぃぷぃ 虫

Author:ぷぃぷぃ 虫
酒飲み三十路男。
ふと思いつきでバイオリンを初めてしまう。合唱歴は10年超えだが楽器は素人。
ひょんな事からヴィオラも初め「させられる」。レイトスターターながらスイッチプレーヤーを目指すことに・・・

職業 SE。やぎ座のA型。

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